【第46回】 悪知識を打ち破れ (2018.12.7)

悪知識と申すは甘くかたらひ詐り媚び言を巧にして愚癡の人の心を取って善心を破るといふ事なり(唱法華題目抄、7ページ)
 
(通解)
悪知識というのは、甘い言葉で語り掛け、いつわり、こび、言葉巧みに、愚かな人の心を取って、善心を破るということである。
 
同志への指針
悪知識は、あたかも味方のように現れ、言葉巧みに信心を食い破ろうとする働きだ。
ゆえに、寄せ付ける隙を与えてはならない。魔は魔と見抜けば退散する。
信心の利剣で鋭く断ち切るのだ。
学会は最高の善知識の集いである。
人間の善性薫る蘭室であり、互いに仏の如く敬う生命の安全地帯である。
この究極の異体同心の連帯を断固と守り抜き、広げ抜くのだ。