【第53回】 君よ!「原点」の人たれ (2019.2.6)

「蘭室の友」を広げゆけ
創価班、牙域会、白蓮グループ の誉れの「新時代1期生」が、 凜々(りり)しく先駆(せんく)を切っている。
一人一人が世界広布新時代を担い立つ、地涌の原点である。
限りなく続く、後継の陣列の先頭に立って、わが人間革命の歴史を創り開いてもらいたい。
立正安国論には、「悦(よろこば)しきかな汝(なんじ)蘭室(らんしつ)の友に交(まじわ)りて麻畝(まほ)の性(しょう)と成る」(同31ページ)と仰せだ。
学会の庭で薫陶(くんとう)を受け、善き同志と切磋琢磨(せっさたくま)しゆく日々は、 無限の向上と福德の糧(かて)となる。
麗(うるわ)しき同志愛に満ちた創価の大城を、君たちが厳然(げんぜん)と護(まも)り、勝ち栄(さか)えさせてくれ給え!
乱世(らんせ)を正(ただ)す「蘭室の友」のスクラムを、朗らかに広げゆけ!
 
報恩の道を真っすぐに
若き戸田先生が、牧口先生と初めて出会われてより、今年で100年目となる。
師弟不二で歩む、広布誓願の青春には、栄光が輝きわたる。
今、世界の青年たちが新たな100年へ、使命の勝利の行進を開始してくれ、何より嬉(うれ)しい。
二月に御聖誕された日蓮大聖人は、「仏法を学(がく)せん人・知恩報恩(ちおんほうおん)なかるべしや」(御書192ページ)と仰せになり、出家の目的を 「必ず父母を・すくはんがためなり」(同ページ)と宣言なされた。
創価の師弟は、この報恩と孝養(こうよう)の道を真っすぐに進むのだ。 二月闘争の精神もここにある。 自らの勇敢(ゆうかん)な挑戦(ちょうせん)と成長こそ、 最高の恩返しとなるのだ。