【第57回】徹底して「一人」を励ませ (2019.2.28)


譬(たとえ)えば一人の父母に千子(せんし)有りて一人の父母を讃歎すれば千子悦(よろこ)びをなす、一人の父母を供養すれば千子を供養するになりぬ​​​(千日尼御前御返事、1316ページ)
 
<通解>
(仏は子である。法華経は父母である)たとえば、一人の父母に千人の子がいて、一人の父母を讃歎(さんたん)すれば、千人の子が喜ぶ。一人の父母を供養すれば、千人の子を供養することになるのである。
 
同志への指針
法華経は一切の仏の父母である。ゆえに妙法に尽くす功徳は、十方三世の仏を供養する功徳と同じである。
広布に走る学会活動の福徳こそ無量広大なのだ。
尊き地涌の闘士を守り支える創価の「励まし運動」を、諸仏も諸天も喝采(かっさい)しているに違いない。
真心込めて「一人」を激励すれば、その力は幾多の眷属(けんぞく)に広がる。一人を大切に! そこに歓喜の勝利が!