【第54回】今日を勝て!妙法とともに (2019.2.19)

​​人を励ませば自分も元気に​
多くの若者が、不安や孤独(こどく)を抱えながら生きている。希望の哲学と信頼の絆(きずな)が、今ほど求められている時代はあるまい。
御本仏・日蓮大聖人は、「依正福智(えしょうふくち)共に無量なり所謂(いわゆる)南無妙法蓮華経 福智のニ法なり」(御書 7921ページ)と示されている。
妙法とともに生きゆく青春は、わが生命にも、緣する友にも、周囲の環境にも、「福智(ふくち)」すなわち福德と智慧を広げていけるのだ。
題目を唱え、人を励ませば、自分も励まされる。自分も相手も元気になれる。悩みに立ち向かう勇気も湧いてくる。
友と語らい、よりよき社会へ、若き力と英知の結集を!
   
朗々と勤行・唱題から出発
北国の友をはじめ、「吹雪に胸はリ」と伝統の二月を前進する、わが青年部を労いたい。
労苦は絶えないだろうが、創価の若人には妙法がある。
御書に「あひかまへて御信心を出(いだ)し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき」(1124ページ)と仰せである。
今日も、勝利への祈りから出発するのだ。勤行・唱題は、その日の充実を高らかに告げゆく ”生命の暁鐘(ぎょうしょう)”である。
大宇宙の根本の法則に合致し満々たる生命力を漲(みなぎ)らせていく最極の会座(えざ)なのだ。
一日の課題を明確に見つめ、具体的に祈り、無敵のエンジンを全開にして進みゆけ!