2007-09-09から1日間の記事一覧

07年9月1日 聖教新聞 信越最高協議会での名誉会長のスピーチ(上)-2

07年9月1日 聖教新聞 信越最高協議会での名誉会長のスピーチ(上)-2 そのころから、宗門の坊主はずいぶん、威張っていた。衣の権威をかさに着て、学会を従わせようとさまざまな文句や注文をつけてきた。 戸田先生は、こうした宗門の体質を見抜いてお…

小説「新・人間革命」  9月8日 懸け橋35

昼餐会の最後に、ホフロフ総長から、交流の記念に、モスクワ大学の創立者ロモノーソフのブロンズの胸像などが山本伸一に贈られた。 胸像は、どっしりとして重たかった。モスクワ大学の誠実と友好の重さであるように、伸一には思えた。 その後、伸一は、ホテ…

小説「新・人間革命」  9月7日 懸け橋34

山本伸一の一行は、ソ連科学アカデミーからモスクワ大学に向かった。 午後二時から、ホフロフ総長主催の昼餐会が開かれたのである。 大学に到着すると、講堂内にある貴賓室に案内された。 そこには、総長のほか、V・A・プロトポポフ同大学党書記、トローピ…

きょうの聖教新聞  2007・9・9

★名字の言 ▼野山に一輪の美しい花を認めたとする。それが菫と分かった瞬間、なんだ菫の花かと、「諸君はもう花の形も色も見るのを止めるでしょう」と語ったのは、批評家の小林秀雄だ(『小林秀雄全作品21美を求める心』) ▼半端な知識に限って、目を閉ざす…

きょうの聖教新聞  2007・9・8

★名字の言 ▼『大地』で知られるパール・バックの著作『神の火を制御せよ』(小林政子訳、径書房)は、“幻の原爆小説”と言われる ▼原爆製造に携わった人々の苦悩を描写した本書。1959年に刊行され、60年代には、欧米での反核運動の大きな力となった。だ…