2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

07年9月4日 聖教新聞 代表幹部研修会での名誉会長のスピーチ(下)-1

07年9月4日 聖教新聞 代表幹部研修会での名誉会長のスピーチ(下)-1 師弟不二!求道の心で師匠にぶつかれ 一、人間の本当の偉大さは、どこにあるのか。 それは、華やかな表舞台で活躍することでは決してない。 脚光もない。喝采もない。それでも、自…

07年9月4日 聖教新聞 代表幹部研修会での名誉会長のスピーチ(下)-2

07年9月4日 聖教新聞 代表幹部研修会での名誉会長のスピーチ(下)-2 文化国家を創れ 一、私が大聖人の仏法を信奉したきっかけについても、申し上げた。 それは──ひとえに恩師・戸田会長と出会い、その深き人間性にひかれたからである。 恩師は、初対…

07年9月3日 聖教新聞 代表幹部研修会での名誉会長のスピーチ(上)-2

07年9月3日 聖教新聞 代表幹部研修会での名誉会長のスピーチ(上)-2 可能性を開け 一、創価の人間育成の壮大な展開を、世界の教育・学術界の知性の方々も、深い関心と共感をもって見つめてくださっている。 私が創立した「ボストン21世紀センター」…

07年9月3日 聖教新聞 代表幹部研修会での名誉会長のスピーチ(上)-1

07年9月3日 聖教新聞 代表幹部研修会での名誉会長のスピーチ(上)-1 打って出よ! 青年ならば エルバラダイ事務局長 努力を! 忍耐を! 目的を遂げるまで 戸田先生 師子となり千万の敵に勝ちゆけ 代表幹部研修会が8月26日、長野研修道場で行われ、…

小説「新・人間革命」 懸け橋45  9月21日

山本伸一とレニングラード大学のセズニャコフ副総長らとの会談では、日ソ両国の理解を深めるためにも、文化交流が必要であるとの意見の一致をみた。 この大学では、帝政ロシアの時代に、いち早く日本語学科を設置している。同席していた日本語学科のE・M・…

小説「新・人間革命」 懸け橋44  9月20日

午後五時過ぎ、山本伸一たちはレニングラードの市庁舎を訪問した。 市庁舎の階段の踊り場には、日本語で「歓迎」と書かれた幕が掲げられていた。 伸一は、V・E・カザコフ市長に心から感謝の意を表した。 市長はレニングラードの現状と歴史などを説明してく…

小説「新・人間革命」 懸け橋43  9月19日

一行は、心からの追悼と、平和への誓いを込めて「母なる祖国」の像に献花し、厳粛に題目を三唱した。 周囲には、幾つもの墓標が並んでいたが、そこには、ただ「1942」など、年が刻まれているだけで死者の名前はなかった。多数の兵士や市民がまとめて葬ら…

小説「新・人間革命」  9月18日 懸け橋42

レニングラードの市民は、同胞が次々と死んでいくなかで、わずかばかりのパンを分け合い、肌を寄せ合って、飢えと寒さをしのいだ。 その市民たちを支えたものは、毎日、ラジオから流れてくる、励ましの声であった。 放送局の呼びかけにこたえて、作家は講演…

小説「新・人間革命」  9月17日 懸け橋41

ストリジャックの説明に力がこもっていった。 「レニングラードの北にはラドガ湖という湖があります。湖が凍結するのを待って、食糧などを運び込む一方、人びとを疎開させました。 老人や子どもはトラックに乗せ、体力のある市民は徒歩で氷上を移動し、氷が…

小説「新・人間革命」  9月15日 懸け橋40

駅を出るとネフスキー大通りであった。 この道は、ドストエフスキーの傑作『罪と罰』にも出てくる目抜き通りで、プーシキン、ゴーゴリら多くの文豪が愛した街並みである。 建物は五階建てが多く、歴史を刻んだ石造りの外壁が運河の水に美事に調和していた。 …

小説「新・人間革命」 懸け橋39  9月14日

レニングラードは、当初、ドイツ風にサンクトペテルブルク(聖ペテロの町)と呼ばれていた。 一七一二年、帝政ロシアの首都と定められ、一九一四年から、ロシア風にペトログラードと呼ばれるようになった。 ロシア革命は、この街から起こり、レーニンの没後…

小説「新・人間革命」 懸け橋38  9月13日

この日も、山本伸一のスケジュールは過密を極めた。 夜には、モスクワ大学のホフロフ総長の招待を受け、ボリショイ劇場で、バレエ「くるみ割り人形」を鑑賞した。 チャイコフスキーを生んだ本場ロシアの「くるみ割り人形」は、実に美事であった。 鑑賞後、総…

小説「新・人間革命」 懸け橋37  9月12日

ピオネール宮殿には、明日に伸びゆく子どもたちのエネルギーがあふれていた。 山本伸一たちは、B・D・モゲルマン所長と六人のピオネールの少年少女の案内で、宮殿内を回った。 バレエや音楽、スポーツ、手芸などの各サークルに分かれて、活動に励んでいた…

小説「新・人間革命」 懸け橋36  9月11日

九月十二日、山本伸一は文化省を訪ねた。 午前十一時過ぎに、V・F・クハルスキー第一副文化相、V・I・ポポフ副文化相らとの会談が始まった。 この席上、伸一は、民音、富士美術館を窓口に、文化交流を推進していきたいと提案した。彼は芸術の橋を架けた…

きょうの聖教新聞  2007・9・23

★名字の言 ▼「子供たちが“一流”にふれる機会を、もっと増やしたい」。教員を務める大学時代の先輩が、しみじみと語っていた ▼世界的な指揮者・小澤征爾氏が彼の勤務する中学校へ。吹奏楽部を指導した。曲は、エルガーの傑作「威風堂々」。氏は生徒と一体にな…

きょうの聖教新聞  2007・9・21

★名字の言 ▼仏教の世界最古の最高学府とされるナーランダー大学が、800年ぶりに甦る。大学再興は、インド政府が提唱。ノーベル経済学受賞者のアマルティア・セン博士らが、優秀な研究者を集めようとしている ▼ナーランダー大学は5世紀に仏教教学の拠点と…

きょうの聖教新聞  2007・9・21

★ 名字の言 ▼ 仏教の世界最古の最高学府とされるナーランダー大学が、800年ぶりに甦る。大学再興は、インド政府が提唱。ノーベル経済学受賞者のアマルティア・セン博士らが、優秀な研究者を集めようとしている ▼ ナーランダー大学は5世紀に仏教教学の拠…

きょうの聖教新聞  2007・9・20

★ 名字の言 ▼ ニューヨークとサンフランシスコで今月、開かれた平和の集いが反響を呼んでいる。戸田第2代会長の原水爆禁止宣言50周年を記念する市民平和フォーラム、国際会議である。国連関係者や平和問題の専門家らが核兵器廃絶への道を探った ▼ 核兵器…

07年9月2日 聖教新聞  信越最高協議会での名誉会長のスピーチ(下)

07年9月2日 聖教新聞 信越最高協議会での名誉会長のスピーチ(下) 第一線の友に学べ 智慧は現場にあり 一、知恵は"現場"にある。 どうすれば、皆が戦いやすいか。歓喜に燃えて動けるか。 どうすれば、人材が育つか。結果が出るか。勝てるか。 それは、…

07年9月2日 聖教新聞  信越最高協議会での名誉会長のスピーチ(下)-2

07年9月2日 聖教新聞 信越最高協議会での名誉会長のスピーチ(下)-2 「更賜寿命」の60年全同志の祈りに感謝 常楽我浄の永遠の旅路を ナポレオン 「私は困難を乗り越えるのが好きだ」 一、人生は、だれ人たりとも、「生老病死」との戦いである。 し…

07年9月9日 聖教新聞より  「原水爆禁止宣言」から50周年

07年9月9日 聖教新聞より 「原水爆禁止宣言」から50周年 1957年9月8日、原水爆禁止宣言を発表する戸田第2代会長 戸田城聖第2代会長の歴史的な「原水爆禁止宣言」から50周年を迎えた9月8日、世界で"生命尊厳の叫びを永遠に"との誓いを込め、記念の…

07年9月1日 聖教新聞  信越最高協議会での名誉会長のスピーチ(上)-2

07年9月1日 聖教新聞 信越最高協議会での名誉会長のスピーチ(上)-2 そのころから、宗門の坊主はずいぶん、威張っていた。衣の権威をかさに着て、学会を従わせようとさまざまな文句や注文をつけてきた。 戸田先生は、こうした宗門の体質を見抜いてお…

07年8月31日 聖教新聞  信越最高協議会での名誉会長のスピーチ(上)-1

07年9月1日 聖教新聞 信越最高協議会での名誉会長のスピーチ(上)-1 迅速果敢!勝利への先手を打て 信越最高協議会が8月24日、長野研修道場で行われ、池田名誉会長がスピーチした。 ◇ 一、この8月、広宣流布の偉大な推進力である学会伝統の研修会…

07年8月31日 聖教新聞  北海道・東北・中部・北陸・信越合同研修会での名誉会長のスピーチ(下)

07年8月31日 聖教新聞 北海道・東北・中部・北陸・信越合同研修会での名誉会長のスピーチ(下) 一、18世紀フランスの思想家ヴォーヴナルグは言う。 「自分には大きな成功を生みだす力がないと気づいたとき、ひとは大きな計画を軽蔑する」(竹田篤司…

07年8月31日 聖教新聞  北海道・東北・中部・北陸・信越合同研修会での名誉会長のスピーチ(下)

07年8月31日 聖教新聞 北海道・東北・中部・北陸・信越合同研修会での名誉会長のスピーチ(下) 一、いくつになっても、心は若々しく! 人生は年齢では決まらない。心で決まる。 年は若くても、心は老いた人もいる。 ある詩人は謳った。 「ときには、二…

2007年9月5日付 聖教新聞  詩人 万歳   ──平和と人道のために戦う

2007年9月5日付 聖教新聞 詩人 万歳 ──平和と人道のために戦う 「世界詩人会議」の賢哲に捧ぐ 池田 大作 生命尊厳の言葉をつぐむ詩人は、泥中に輝く睡蓮の如く (本年8月、池田名誉会長撮影) 言葉には力がある。 生命を燃え上がらせ 蘇らせる 無限の…

きょうの聖教新聞  2007・9・20

★名字の言 ▼ニューヨークとサンフランシスコで今月、開かれた平和の集いが反響を呼んでいる。戸田第2代会長の原水爆禁止宣言50周年を記念する市民平和フォーラム、国際会議である。国連関係者や平和問題の専門家らが核兵器廃絶への道を探った ▼核兵器を絶…

きょうの聖教新聞  2007・9・19

★名字の言 ▼「貧」と「貪」。うっかり間違いそうな字だ。だが、調べてみると意味はまったく違う。両字に共通する「貝」。古代中国では貨幣として使われ、財貨や財宝を表す文字だ ▼「貧」は「貝」を「分」けると書く。財貨を分ければ少なくなるので「まずしい…

07年8月30日 聖教新聞

07年8月30日 聖教新聞 北海道・東北・中部北陸・信越合同研修会での名誉会長のスピーチ(中)-2 34年1月17日。 「北海道は、実に雄大だ。世界の冠たる──精神界の大開発を決意する。 いつの日か、この大地よりあまたの指導者が輩出するのは」 午…

07年8月30日 聖教新聞 北海道・東北・中部北陸・信越合同研修会での名誉会長のスピーチ(中)-1

07年8月30日 聖教新聞 北海道・東北・中部北陸・信越合同研修会での名誉会長のスピーチ(中)-1 この大地から あの天地から 出でよ未来の指導者群! 恩師と「不二」で駆けた誉れの行動記録 新渡戸稲造博士 「発心したならひとすじに進め」 一、私は広…