2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

07年10月9日 聖教新聞 メキシコ・人文統合大学「名誉人文学博士号」授与式から

07年10月9日 聖教新聞 メキシコ・人文統合大学「名誉人文学博士号」授与式から 池田博士は民問外交・文化交流の 分野で比類なき業績を示された ガリンド学長の授賞の辞 1981年、池田大作博士がメキシコの大学と交流されるため、わが国をご訪問され…

小説「新・人間革命」 懸け橋60  10月9日

御礼のレセプションの最中であった。ソ日協会のコワレンコ副会長が、山本伸一に告げた。 「山本会長、朗報があります。実は明十七日の午前十時から、コスイギン首相がお会いしたいとのことです」 伸一も、可能ならば、首相と会見したいと思ってはいた。世界…

きょうの聖教新聞 2007・10・9

★名字の言 ▼「一曲。舞ってあげよう!」。1957年(昭和32年)4月、戸田第2代会長は下関の寺院の改築落慶式に臨んだ後、扇子を手に立ち上がった ▼草創期、会員に歌い親しまれた「出陣の歌」を舞い終えた時である。「今、大作が大変なんだ。大阪で・・…

小説「新・人間革命」 懸け橋59  10月8日

山本伸一に党の要人が語りかけてきた。 「山本会長、ソ連に滞在されて、何か、ご不満な点はございましたか」 「あります! 大いにあります」 その答えがロシア語に訳されると、要人の顔がこわばった。 伸一は、にこやかに笑みを浮かべた。 「私は九十九・九…

小説「新・人間革命」 懸け橋58  10月6日

ショーロホフとの会談を終えた、この十六日の夜、山本伸一と峯子による御礼のレセプションが、モスクワ市内のレストランで行われた。 モスクワ大学のホフロフ総長夫妻、対文連のイワノフ副議長、ソ日協会のコワレンコ副会長、また、エリューチン高等中等専門…

2007年10月7日 聖教新聞 中国陝西(せんせい)師範大学より池田名誉会長と香峯子夫人に「名誉教授称号」授与

2007年10月7日 聖教新聞 中国陝西(せんせい)師範大学より池田名誉会長と香峯子夫人に「名誉教授称号」授与 青年よ輝く生命の世紀へ 池田博士の 世界主義 平和主義 人間主義の理念を尊敬 房(ぼう)学長の授賞の辞 尊敬する創価学会名誉会長・池田大…

きょうの聖教新聞  2007・10・8

★名字の言 ▼伝教大師に、徳一という僧が論争を挑んだ。「一乗真実・三乗方便」は間違いだ。「三乗真実・一乗方便」こそが正しいというのである ▼一乗とは、すべての人を平等に仏の境涯へと導く教え。法華経を指す。三乗とは、声聞・縁覚・菩薩のために説かれ…

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2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-3

2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-3 懇談的に行われたスピーチ。席上、女子部の代表が新たな前進への決意を。名誉会長は「朗らかに! 健康第一でね!」「お父さん、お母さんに、よろしくお伝え下さい」と励ましを贈り…

きょうの聖教新聞  2007・10・7

★名字の言 ▼米国のカリフォルニア大学やパリのソルボンヌ大学で、学生たちが反体制運動を展開した1960年代末。ラジカル(急進的)という言葉が若者を引き付けた ▼その余燼くすぶる1974年、池田名誉会長は、カリフォルニア大学のロサンゼルス校(UCLA…

きょうの聖教新聞 2007・10・6

★名字の言 ▼3年前、8世紀に日本から渡った遣唐使留学生の墓誌が中国・西安市で見つかった。魂はどうか故郷に帰ってほしー異国で逝いた青年を追悼する文字が刻まれており、日中交流の新たな発見が話題に ▼同時期に渡唐した阿倍仲麻呂にも麗しい交流の軌跡が残…

小説「新・人間革命」 懸け橋57  10月5日

山本伸一は、さらに、こう尋ねた。 「ところで、これまでの人生で、いちばん苦しかったことはなんでしょうか」 ショーロホフは彼方を仰ぐように目を細めた。 「長い人生になると、いちばん苦しかったことが、思い出しにくくなります。いや、いろいろな出来事…

小説「新・人間革命」 懸け橋56  10月4日

山本伸一は、『人間の運命』の内容を踏まえて、ショーロホフに質問した。 「人間の運命を変えることは、一面、環境等によっても可能であるかもしれません。 しかし、運命の変革を突き詰めて考えていくならば、どうしても自己自身の変革の問題と関連してくる…

10月3日付 聖教新聞一面 饒宗頤展での池田名誉会長のメッセージ

10月3日付 聖教新聞一面 中国文芸界の至宝と敬愛される饒宗頤(じょうそうい)・香港大学名誉博士の「長流不息──饒宗頤」展(主催=香港大学饒宗頤学術館、創価学会「饒宗頤」展実行委員会)が2日、関西国際文化センター(兵庫・神戸市)で開幕した。こ…

2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-3

2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-3 懇談的に行われたスピーチ。席上、女子部の代表が新たな前進への決意を。名誉会長は「朗らかに! 健康第一でね!」「お父さん、お母さんに、よろしくお伝え下さい」と励ましを贈り…

2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-2

2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-2 一、戸田先生は言われた。 「政治家から学者から役人にいたるまで、宗教の何ものなるかを知らない。実に哀(かな)しむべし、哀しむべし」 これが、日本の状況であった。 宗教に対…

きょうの聖教新聞  2007・10・5

★名字の言 ▼国際港・横浜の山下公園に、さわやかな風が渡る。この好機節、公園には、写真パネルを掲げたイーゼル(画架)が立ち並ぶ ▼伝統の写真展「波濤を越えて」の開催である(8日まで。雨天中止の場合も)。20回展の今秋も、80点の力作がそろった。…

2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-1

2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-1 新聞長はじめ拡大に尽くす皆様に感謝 戸田先生 聖教を日本一。世界一に! 創価の師弟に生きていけ 勝利の笑顔で人生を飾れ 一、毎日ご苦労さま! いつもありがとう! 全同志の皆さ…

きょうの聖教新聞  2007・10・4

★名字の言 ▼子どもが図書館から借りてきた本を読み聞かせた。『さんねん峠』(岩崎書店)という朝鮮半島の昔話 ▼「さんねん峠で転んだならば、三年しか生きられぬ」という言い伝えのある峠で、転んでしまったおじいさん。ふさぎ込み、とうとう病気に。だれが…

2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-1

2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-1 新聞長はじめ拡大に尽くす皆様に感謝 戸田先生 聖教を日本一。世界一に! 創価の師弟に生きていけ 勝利の笑顔で人生を飾れ 一、毎日ご苦労さま! いつもありがとう! 全同志の皆さ…

小説「新・人間革命」 懸け橋55  10月3日

小説『人間の運命』の主人公ソコロフは、過酷な運命に翻弄されながらも、ワーニャを育てるという新しい生きがいを見つけたのだ。 生きがいとは希望である。希望ある限り、人間はいかなる運命にも立ち向かうことができる。 だが、それは、労苦と表裏をなして…

小説「新・人間革命」 懸け橋54  10月2日

山本伸一は、日ソの友好にとって重要なカギは何かを尋ねてみた。 ショーロホフは言葉を選びながら語り始めた。 「両国の友好に関しては、既にできている経済的ルートを大切にするのはもちろんですが、さらに、そのうえに、多くの分野での交流が必要になりま…

きょうの聖教新聞  2007・10・3

★名字の言 ▼東京富士美術館が企画協力した「国立ロシア美術館展」が、松山市の愛媛県美術館で開幕した。ロシア美術の傑作群と出あう貴重な機会とあって、多くの市民が足を運ぶことだろう ▼同展が松山で開催された意義は大きい。約100年前の日露戦争(19…

07年9月30日付 聖教新聞 池田名誉会長の世界との語らい 第25回 遠藤 周作氏

07年9月30日付 聖教新聞 池田名誉会長の世界との語らい 第25回 遠藤 周作氏 仏法は強くなるための信仰 21世紀の宗教の条件「平易な言葉」「寛容性」「明朗さ」 「我れは深く汝等を敬い、敢て軽慢せず」──私は深く、あなた方を敬います。決して軽ん…

07年9月26日 聖教新聞 北京大学讃歌 敬愛する北京大学の学生に贈る   池田 大作

07年9月26日 聖教新聞 北京大学讃歌 敬愛する北京大学の学生に贈る 池田 大作 悠久なる中華の文明にありて 北京大学は 第一 の新学府なり。 思想の自由を掲げ 時代の気風を開き 方物を包括しゆく学陣を張れり。 魯迅先生も曾(かつ)て教壇に立ち 時代…

07年9月25日 聖教新聞 ナワイー市「名誉市民」称号授与式

07年9月25日 聖教新聞 ナワイー市「名誉市民」称号授与式 広布第2章 広布第2章 第1回 全国青年部幹部会での名誉会長のスピーチ-2 苦難を支えた師匠の励まし 一、ウズベキスタンの格言には、二人の人間が水路を掘り、千人の人間がそれを利用する」…

小説「新・人間革命」 懸け橋53  10月1日

二杯目も飲むように勧められた山本伸一は、グラスを持ち上げ、少し口をつけ、そして、背後に回した。 そのグラスを、同行のメンバーが気を利かせて交代で受け取り、飲み干して戻してくれた。 ユーモアに富んだ伸一の対応と連携プレーに、ショーロホフも微笑…

小説「新・人間革命」  9月29日 懸け橋52

使命の自覚は、人に力を与え、勇気を与え、元気を与える。使命に生き抜く時、人間は最も輝きを放つのである。 ショーロホフの姿は、それを証明していた。 彼は、いたずらっぽい微笑を浮かべた。 「山本さん、私は昔、日本に行った時、日本の習慣に従いました…

きょうの静養新聞  2007・10・2

★名字の言 ▼「貧しさは創意を余儀なく産み出し、豊饒は創意を埋没させて行く」-脚本家の倉本聰氏は富良野塾の草創期を綴った『谷は眠っていた』に書いた。夢はあっても金はない若者たちが、苦闘に耐えた極寒の谷は「創意の泉だった」と ▼苦境に直面した時、…

07年9月25日 聖教新聞 ナワイー市「名誉市民」称号授与式

07年9月25日 聖教新聞 ナワイー市「名誉市民」称号授与式 広布第2章 広布第2章 第1回 全国青年部幹部会での名誉会長のスピーチ-2 苦難を支えた師匠の励まし 一、ウズベキスタンの格言には、二人の人間が水路を掘り、千人の人間がそれを利用する」…