2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧
07年10月9日 聖教新聞 メキシコ・人文統合大学「名誉人文学博士号」授与式から 池田博士は民問外交・文化交流の 分野で比類なき業績を示された ガリンド学長の授賞の辞 1981年、池田大作博士がメキシコの大学と交流されるため、わが国をご訪問され…
御礼のレセプションの最中であった。ソ日協会のコワレンコ副会長が、山本伸一に告げた。 「山本会長、朗報があります。実は明十七日の午前十時から、コスイギン首相がお会いしたいとのことです」 伸一も、可能ならば、首相と会見したいと思ってはいた。世界…
★名字の言 ▼「一曲。舞ってあげよう!」。1957年(昭和32年)4月、戸田第2代会長は下関の寺院の改築落慶式に臨んだ後、扇子を手に立ち上がった ▼草創期、会員に歌い親しまれた「出陣の歌」を舞い終えた時である。「今、大作が大変なんだ。大阪で・・…
山本伸一に党の要人が語りかけてきた。 「山本会長、ソ連に滞在されて、何か、ご不満な点はございましたか」 「あります! 大いにあります」 その答えがロシア語に訳されると、要人の顔がこわばった。 伸一は、にこやかに笑みを浮かべた。 「私は九十九・九…
ショーロホフとの会談を終えた、この十六日の夜、山本伸一と峯子による御礼のレセプションが、モスクワ市内のレストランで行われた。 モスクワ大学のホフロフ総長夫妻、対文連のイワノフ副議長、ソ日協会のコワレンコ副会長、また、エリューチン高等中等専門…
2007年10月7日 聖教新聞 中国陝西(せんせい)師範大学より池田名誉会長と香峯子夫人に「名誉教授称号」授与 青年よ輝く生命の世紀へ 池田博士の 世界主義 平和主義 人間主義の理念を尊敬 房(ぼう)学長の授賞の辞 尊敬する創価学会名誉会長・池田大…
★名字の言 ▼伝教大師に、徳一という僧が論争を挑んだ。「一乗真実・三乗方便」は間違いだ。「三乗真実・一乗方便」こそが正しいというのである ▼一乗とは、すべての人を平等に仏の境涯へと導く教え。法華経を指す。三乗とは、声聞・縁覚・菩薩のために説かれ…
画像
2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-3 懇談的に行われたスピーチ。席上、女子部の代表が新たな前進への決意を。名誉会長は「朗らかに! 健康第一でね!」「お父さん、お母さんに、よろしくお伝え下さい」と励ましを贈り…
★名字の言 ▼米国のカリフォルニア大学やパリのソルボンヌ大学で、学生たちが反体制運動を展開した1960年代末。ラジカル(急進的)という言葉が若者を引き付けた ▼その余燼くすぶる1974年、池田名誉会長は、カリフォルニア大学のロサンゼルス校(UCLA…
★名字の言 ▼3年前、8世紀に日本から渡った遣唐使留学生の墓誌が中国・西安市で見つかった。魂はどうか故郷に帰ってほしー異国で逝いた青年を追悼する文字が刻まれており、日中交流の新たな発見が話題に ▼同時期に渡唐した阿倍仲麻呂にも麗しい交流の軌跡が残…
山本伸一は、さらに、こう尋ねた。 「ところで、これまでの人生で、いちばん苦しかったことはなんでしょうか」 ショーロホフは彼方を仰ぐように目を細めた。 「長い人生になると、いちばん苦しかったことが、思い出しにくくなります。いや、いろいろな出来事…
山本伸一は、『人間の運命』の内容を踏まえて、ショーロホフに質問した。 「人間の運命を変えることは、一面、環境等によっても可能であるかもしれません。 しかし、運命の変革を突き詰めて考えていくならば、どうしても自己自身の変革の問題と関連してくる…
10月3日付 聖教新聞一面 中国文芸界の至宝と敬愛される饒宗頤(じょうそうい)・香港大学名誉博士の「長流不息──饒宗頤」展(主催=香港大学饒宗頤学術館、創価学会「饒宗頤」展実行委員会)が2日、関西国際文化センター(兵庫・神戸市)で開幕した。こ…
2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-3 懇談的に行われたスピーチ。席上、女子部の代表が新たな前進への決意を。名誉会長は「朗らかに! 健康第一でね!」「お父さん、お母さんに、よろしくお伝え下さい」と励ましを贈り…
2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-2 一、戸田先生は言われた。 「政治家から学者から役人にいたるまで、宗教の何ものなるかを知らない。実に哀(かな)しむべし、哀しむべし」 これが、日本の状況であった。 宗教に対…
★名字の言 ▼国際港・横浜の山下公園に、さわやかな風が渡る。この好機節、公園には、写真パネルを掲げたイーゼル(画架)が立ち並ぶ ▼伝統の写真展「波濤を越えて」の開催である(8日まで。雨天中止の場合も)。20回展の今秋も、80点の力作がそろった。…
2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-1 新聞長はじめ拡大に尽くす皆様に感謝 戸田先生 聖教を日本一。世界一に! 創価の師弟に生きていけ 勝利の笑顔で人生を飾れ 一、毎日ご苦労さま! いつもありがとう! 全同志の皆さ…
★名字の言 ▼子どもが図書館から借りてきた本を読み聞かせた。『さんねん峠』(岩崎書店)という朝鮮半島の昔話 ▼「さんねん峠で転んだならば、三年しか生きられぬ」という言い伝えのある峠で、転んでしまったおじいさん。ふさぎ込み、とうとう病気に。だれが…
2007年10月2日 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ-1 新聞長はじめ拡大に尽くす皆様に感謝 戸田先生 聖教を日本一。世界一に! 創価の師弟に生きていけ 勝利の笑顔で人生を飾れ 一、毎日ご苦労さま! いつもありがとう! 全同志の皆さ…
小説『人間の運命』の主人公ソコロフは、過酷な運命に翻弄されながらも、ワーニャを育てるという新しい生きがいを見つけたのだ。 生きがいとは希望である。希望ある限り、人間はいかなる運命にも立ち向かうことができる。 だが、それは、労苦と表裏をなして…
山本伸一は、日ソの友好にとって重要なカギは何かを尋ねてみた。 ショーロホフは言葉を選びながら語り始めた。 「両国の友好に関しては、既にできている経済的ルートを大切にするのはもちろんですが、さらに、そのうえに、多くの分野での交流が必要になりま…
★名字の言 ▼東京富士美術館が企画協力した「国立ロシア美術館展」が、松山市の愛媛県美術館で開幕した。ロシア美術の傑作群と出あう貴重な機会とあって、多くの市民が足を運ぶことだろう ▼同展が松山で開催された意義は大きい。約100年前の日露戦争(19…
07年9月30日付 聖教新聞 池田名誉会長の世界との語らい 第25回 遠藤 周作氏 仏法は強くなるための信仰 21世紀の宗教の条件「平易な言葉」「寛容性」「明朗さ」 「我れは深く汝等を敬い、敢て軽慢せず」──私は深く、あなた方を敬います。決して軽ん…
07年9月26日 聖教新聞 北京大学讃歌 敬愛する北京大学の学生に贈る 池田 大作 悠久なる中華の文明にありて 北京大学は 第一 の新学府なり。 思想の自由を掲げ 時代の気風を開き 方物を包括しゆく学陣を張れり。 魯迅先生も曾(かつ)て教壇に立ち 時代…
07年9月25日 聖教新聞 ナワイー市「名誉市民」称号授与式 広布第2章 広布第2章 第1回 全国青年部幹部会での名誉会長のスピーチ-2 苦難を支えた師匠の励まし 一、ウズベキスタンの格言には、二人の人間が水路を掘り、千人の人間がそれを利用する」…
二杯目も飲むように勧められた山本伸一は、グラスを持ち上げ、少し口をつけ、そして、背後に回した。 そのグラスを、同行のメンバーが気を利かせて交代で受け取り、飲み干して戻してくれた。 ユーモアに富んだ伸一の対応と連携プレーに、ショーロホフも微笑…
使命の自覚は、人に力を与え、勇気を与え、元気を与える。使命に生き抜く時、人間は最も輝きを放つのである。 ショーロホフの姿は、それを証明していた。 彼は、いたずらっぽい微笑を浮かべた。 「山本さん、私は昔、日本に行った時、日本の習慣に従いました…
★名字の言 ▼「貧しさは創意を余儀なく産み出し、豊饒は創意を埋没させて行く」-脚本家の倉本聰氏は富良野塾の草創期を綴った『谷は眠っていた』に書いた。夢はあっても金はない若者たちが、苦闘に耐えた極寒の谷は「創意の泉だった」と ▼苦境に直面した時、…
07年9月25日 聖教新聞 ナワイー市「名誉市民」称号授与式 広布第2章 広布第2章 第1回 全国青年部幹部会での名誉会長のスピーチ-2 苦難を支えた師匠の励まし 一、ウズベキスタンの格言には、二人の人間が水路を掘り、千人の人間がそれを利用する」…