2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

07年10月17日 聖教新聞 新時代第11回本部幹部会での名誉会長のスピーチ-3

07年10月17日 聖教新聞 新時代第11回本部幹部会での名誉会長のスピーチ-3 民衆がすべて 一、民衆がいかに偉大か。世界の知性の声に耳を傾けたい。 「民衆はわたしには神聖である」とは、スイスの大教育者ペスタロッチの言葉である(是常正美訳「時…

小説「新・人間革命」 懸け橋68  10月19日

コスイギン首相は、自らの信念を吐露するように、確信にあふれた声で語った。 「人間が戦争のための準備ではなく、平和のための準備をしていれば、武装に莫大な資金や労力を費やしたりせずに、多くの食糧を作ることができます。 食糧問題を解決する道は、平…

小説「新・人間革命」 懸け橋67  10月18日

山本伸一は、コスイギン首相の話を受け、ソ連が核兵器の廃絶へ、積極的にイニシアチブ(主導権)をとるよう強く望み、こう訴えた。 「核廃絶を実現していくためには、各国、特に核保有国同士が、深い信頼関係で結ばれることが不可欠といえます。 国と国とが…

07年10月17日 聖教新聞 新時代第11回本部幹部会での名誉会長のスピーチ-2

07年10月17日 聖教新聞 新時代第11回本部幹部会での名誉会長のスピーチ-2 「慈愛」で育てよ 一、60年前、昭和22年(1947年)の8月14日。私は、戸田先生と初めてお会いした。 当時、戸田先生は47歳。私は19歳であった。 あの日のこ…

きょうの聖教新聞  2007・10・19

★名字の言 ▼「あの座談会を体験したら、学会の真の偉大さが骨身に刻まれる」-昭和43年(1968年)10月19日、東京・北区の座談会に参加した友が語った言葉だ。池田会長(当時)が突然の出席。家庭の悩み、子どもの病などを赤裸々に語る同志に“断じ…

07年10月17日 聖教新聞 新時代第11回本部幹部会での名誉会長のスピーチ-1

07年10月17日 聖教新聞 新時代第11回本部幹部会での名誉会長のスピーチ-1 民衆こそ偉大! 青年こそ希望! 人材拡大の年へいざ出陣! 創価の黄金の77年を世界が賞讃! 大聖人の魂は三代の師弟に 広宣流布へ 戦う息吹を受け継げ 一、遠いところ、…

小説「新・人間革命」 懸け橋66  10月17日

コスイギン首相は、一瞬、沈黙した。 それから、きっぱりとした口調で、山本伸一に言った。 「どうぞ、ソ連は中国を攻めないと、伝えてくださって結構です」 伸一は、笑みを浮かべて首相を見た。 「それでしたら、ソ連は中国と、仲良くすればよいではないで…

きょうの聖教新聞  2007・10・18

★名字の言 ▼「アメリカ公民権運動の母」ローザ・パークスさん初の本格的評伝が、翻訳出版された(ペンギン評伝双書『ローザ・パークス』、中村理香訳、岩波書店) ▼「バス・ボイコット」で黒人差別の歴史を変えた伝説的人物。しかし、彼女は特別な人間ではな…

きょうの聖教新聞  2007・10・17

★名字の言 ▼民俗学者・宮本常一は73年の生涯で、延べ4000日を旅に費やし、合計16万キロを歩き通した。泊めてもらった民家は1000軒を超えたという ▼そんな活力あふれる彼を支えたものの一つが、若いころ、父が、「これだけは忘れぬように」と取ら…

小説「新・人間革命」 懸け橋65  10月16日

山本伸一は、コスイギン首相を凝視しながら、強い語調で訴えた。 「ソ連の人びとと同様に、中国の人びとも、平和を熱願しております。 中国は、決して侵略主義の国ではありません」 語らいは、まさに佳境に入ろうとしていた。 伸一は、会談した李先念副総理…

きょうの聖教新聞  2007・10・16

★名字の言 ▼月周回衛星「かぐや」が、地球の美しい姿をとらえた。漆黒の闇に浮かぶ青い惑星。その美に多くの人が魅せられた。もしも「世界遺産」のように「宇宙遺産」があるのなら、破壊が進む美しい地球を登録してほしいと願うのは、人々に共通する思いだろ…

07年10月日 聖教新聞 第30回全国人間教育実践報告大会への名誉会長のメッセージ

07年10月日 聖教新聞 第30回全国人間教育実践報告大会への名誉会長のメッセージ 「教育革命」の旭日を 3万事例に迫る実戦記録 人間教育の勝利の証し 一、人間教育の希望の大地・北海道で、第30回の歴史を刻みゆく「実践報告大会」の開催、おめでと…

きょうの聖教新聞  2007・10・15

きょうは、新聞休刊日です。

新・人間革命 懸け橋 64

山本伸一の根本的なイデオロギーとは何かを聞いたコスイギン首相は、張りのある大きな声で語り始めた。 「山本会長の思想を、私は高く評価します。 その思想を、私たちソ連も、実現すべきであると思います。 今、会長は、『平和主義』と言われましたが、私た…

07年10月11日 聖教新聞  随筆 人間世紀の光 143-2   山本 伸一

07年10月11日 聖教新聞 山本 伸一 随筆 人間世紀の光 143-2 世界の指導者との対話 ◇ 一九九八年、中国では「百年に一度」といわれる長江の大洪水が起こった。 当時、副総理であった温総理は、江沢民主席らと共に、現地へ何度も何度も足を運ばれて…

07年10月11日 聖教新聞 随筆 人間世紀の光 143-1 山本 伸一

07年10月11日 聖教新聞 随筆 人間世紀の光 143-1 山本 伸一 世界の指導者との対話 我らは「精神世界」の開拓者 輝く「友の道」開く その「人生」に誉れあり 私の永遠の師匠は、戸田城聖先生である。 その弟子として、師匠と共に、三世永劫にわた…

きょうの聖教新聞  2007・10・14

★名字の言 ▼最近発売されたCDを聴いて驚いた。「チエンジ・イズ・ゴナ・カム(変革の時は近い)」。人種差別に抗議する黒人たちを写した報道写真が付いていた。首には「私は人間だ!(アイ・アム・ア・マン)」と書かれたプラカード。横には、軍用装甲車の上…

きょうの聖教新聞  2007・10・13

★名字の言 ▼中央アジアの国・キルギスでは「昔、キルギス人と日本人は兄弟で、肉が好きな者は、キルギス人となり、魚が好きな者は東に渡って日本人になった」と言われている。顔や仕草、精神性が似ていることから、日本に親近感を持つ人が多い ▼そんな“兄弟…

07年10月11日 聖教新聞   随筆 人間世紀の光 143-1 山本 伸一

07年10月11日 聖教新聞 随筆 人間世紀の光 143-1 山本 伸一 世界の指導者との対話 我らは「精神世界」の開拓者 輝く「友の道」開く その「人生」に誉れあり 私の永遠の師匠は、戸田城聖先生である。 その弟子として、師匠と共に、三世永劫にわた…

07年10月11日 聖教新聞  「情熱の日記念集会」に創立者のメッセージ

07年10月11日 聖教新聞 「情熱の日記念集会」に創立者のメッセージ 努力!その人に希望は輝く メキシコの詩人 生きるとは理想を持つことだ 創立者のメッセージ 一、わが創価学園の創立40周年を飾りゆく、晴れやかな伝統の「情熱の日」、まことにおめ…

新・人間革命 懸け橋 63

山本伸一は、言葉をついだ。 「私は公明党を創立しましたが、創価学会と党とは、財政、人事面も分離し、それぞれ独自性をもって運営しています。 したがって、党のことには、私はタッチしておりませんし、政治の問題は、公明党に任せてあります。 学会も、公…

小説「新・人間革命」 懸け橋62  10月11日

人の話に耳を傾け、受け入れようとするコスイギン首相の真摯な態度に、山本伸一は、度量の大きさを感じた。 “話ができる人だ!”と思った。 伸一は、さらに言葉をついだ。 「そこで、新しい交流の道を開くために、首相にも、また、ブレジネフ書記長にも、ぜひ…

小説「新・人間革命」 懸け橋61  10月10日

最初のあいさつが終わり、山本伸一とコスイギン首相は、テーブルを挟んで席に着いた。 首相に向かって右側には、ソ日協会のコワレンコ副会長、イワノフ対文連副議長が、左側には通訳であるモスクワ大学のストリジャック主任講師らが座った。 伸一に同行して…

07年10月11日 聖教新聞 ブラジル・インガ大学「名誉教授称号」授与式から

07年10月11日 聖教新聞 ブラジル・インガ大学「名誉教授称号」授与式から 池田博士は人類の真の師匠 平和を叫び智慧を開く人 オリベイラ理事長の授賞の辞 心より尊敬申し上げます池田大作博士! 国境を超え、より正しく、友愛に満ちた平和な世界のため…

きょうの聖教新聞  2007・10・12

★名字の言 ▼「自分に自信が持てなくて・・・」とつぶやき、友人は、こらえきれず涙した。ある日の仏法対話の一場面 ▼何かを信じることは、人が生きていくうえで大切なことだ。が、自分に自信を持つことが難しい時代でもある。いじめ、虐待、挫折・・・恐れや…

07年10月10日 聖教新聞  陝西大学名誉教授称号授与式 創大祭・白鳥祭・創価栄光の集いでの創立者のスピーチ

07年10月10日 聖教新聞 陝西大学名誉教授称号授与式 創大祭・白鳥祭・創価栄光の集いでの創立者のスピーチ 一人が立てば一切が変わる! 学校で 職場で 地域で 勝利の柱と輝け 創価同窓生は全員が親孝行に 「自由な精神」を「鋭敏な直感」を 一、青年こ…

07年10月9日 聖教新聞 陝西大学名誉教授称号授与式 創大祭・白鳥祭・創価栄光の集いでの創立者のスピーチ-1

07年10月10日 聖教新聞 陝西大学名誉教授称号授与式 創大祭・白鳥祭・創価栄光の集いでの創立者のスピーチ-1 道を開け!人生の栄冠は必ず勝つと決めた者に 一、わが愛する創大生、短大生の皆さん。 創価栄光の集い、おめでとう! 親孝行している人!…

07年10月9日 聖教新聞 メキシコ・人文統合大学「名誉人文学博士号」授与式から

07年10月9日 聖教新聞 メキシコ・人文統合大学「名誉人文学博士号」授与式から 池田博士は民問外交・文化交流の 分野で比類なき業績を示された ガリンド学長の授賞の辞 1981年、池田大作博士がメキシコの大学と交流されるため、わが国をご訪問され…

きょうの聖教新聞  2007・10・11

★名字の言 ▼柔道や剣道などには「寒げいこ」があり、浪曲や長唄などにも「寒復習」といった伝統がある。寒い時期だからこそ、猛練習を重ね、自身を鍛えるのだ ▼米・メジャーリーグで活躍するイチロー。オープン戦で、わざとツーストライクに追い込ませてから…

きょうの聖教新聞  2007・10・10

★名字の言 ▼牧口初代会長は、物事を判断するには近視眼や遠視眼を拝せーと訴えた。「潮」11月号に佐藤勝氏が寄せた談話「池田SGI会長の『民間外交』が果たす意義」は、興味深い ▼氏は、初代・2代会長の獄中闘争を「日本の宗教史にとっても誇るべき歴史」…