2008-03-21から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」 人間外交15 3月19日

三月の十四日、山本伸一は、ソ連対外友好文化交流団体連合会のA・M・レドフスキー副議長と聖教新聞社で会談した。話題は国際情勢からトルストイ文学に及び、文学観についての語らいとなった。 そして、十六日には聖教新聞社で、来日した中国青年代表団の一…

小説「新・人間革命」 人間外交14  3月18日

福田赳夫は語らいのなかで、感嘆した口調で、山本伸一に言った。 「創価学会には、真面目な若い人が多くて、すごいですね」 そして、伸一の年齢を聞くと、驚きの声をあげた。 「まだ、会長が四十一歳ですか! 未来が楽しみですね。これからも日本のためによ…

小説「新・人間革命」 人間外交13  3月17日

山本伸一は、最初の会談で、福田赳夫が、目をしばたたきながら、日本の現状を慨嘆していたことが忘れられなかった。 「戦後、日本は豊かにはなりました。しかし、『モノで栄えて、心が滅びる』という状況になってしまっている。 金持ちになったからといって…

2008年3月17日付 聖教新聞 創価学園卒業式での名誉会長のスピーチ-2

2008年3月17日付 聖教新聞 創価学園卒業式・国際児童基金協会から子ども守護の騎士章授与 創価学園卒業式での名誉会長のスピーチ-2 親孝行は、教育の一つの究極です。親孝行できる人は、将来、社会のため、人のために尽くしていける人になる。 反対…

きょうの聖教新聞  2008・3・21

★名字の言 ▼仕事を終え、会合に駆けつけてきた男子部員の手には、まだ落としきれなかったペンキが付いていた。求道心に頭が下がる思いがした ▼「手は第2の顔」と言われる。深い皺の刻まれた手。節くれ立った手。手には、その人の人生が刻まれている ▼ノーベ…