2016-03-11から1日間の記事一覧

大白蓮華 2016年(平成28年)3月号(No.797)

丈夫よ「この道」勝ち抜け! 創価学会名誉会長 池田大作 我ら壮年部は、1966年(昭和41年)3月、婦人部、青年部に遅(おくれ)るること15年にして誕生した。 思えば、法華経の会座に最後に馳(は)せ参(さん)じたのは、普賢菩薩(ふげんぼさつ)である。普賢…

大白蓮華 2016年(平成28年)2月号(No.796)

心を灯す「喜びの対話録」を! 対話から、「生きる喜び」は生まれる。 アメリカの未来学者ヘンダーソン博士がご半和の先生々と仰いだのも、対話に励むお母さんであった。 「母は周りに、いつも声をかけていました。相手を尊敬(そんけい)して話しかけるので、…

小説「新・人間革命」 常楽54 2016年3月5日

堺支部の誕生は、一九五三年(昭和二十八年)十一月である。山本伸一の堺訪問は、支部結成二十五周年にあたっていた。 彼は、堺文化会館で、集っていた代表幹部と共に、その佳節を祝う勤行を行った。 支部結成前年の八月十四日、伸一は、堺への第一歩を印し…

小説「新・人間革命」 常楽53 2016年3月4日

山本伸一は、さらに訴えていった。 「信心の世界にあっては、一つ一つの課題に対して、常に真剣に取り組んでいかなくてはならない。 学会活動は、現代における最高の仏道修行です。道修行というのは、己との対決であり、自分の限界を打ち破って、心を強く、…

小説「新・人間革命」 常楽52 2016年3月3日

一九七八年(昭和五十三年)の十一月九日夜、山本伸一は、空路、大阪へ向かった。この年、六度目の関西指導のためである。 今回は、大阪・泉佐野市に完成した泉州文化会館の開館を祝う記念勤行会などへの出席が予定されていた。 関西の同志と共に、弘教の金…

小説「新・人間革命」 常楽51 2016年3月2日

「水滸会」の青年たちが決起した地である山梨に集う同志たちこそ、広布第二章の先駆けとして立ち上がってほしいと、山本伸一は強く念願していた。 また、「文化の華と 咲き薫れ」の一節には、山梨への彼の大きな期待があった。 文化とは「文をもって化す」こ…

小説「新・人間革命」 常楽50 2016年3月1日

山梨の歌「文化と薫れ」は、十一月九日、山梨本部での山梨県支部長会で発表された。 一、見よや厳然 富士光り 我と歴史を 語りなむ この地尊き 山梨は いついつ讃えむ 勇みなむ 二、若葉は露に 楽園の 広布の幕は この地より いざいざ立ちなむ 山梨は 文化の…

小説「新・人間革命」 常楽49 2016年2月29日

山本伸一は、人生の年輪を刻んできた同志に、信心の見事な実証を示してほしかった。 晩年における最高最大の信心の実証とは何か──財力や地位、名誉等ではない。 ありのままの人間としての人格の輝きにある。 皆を包み込む温かさ、人を思いやる心、大いなる理…