2018-08-11から1日間の記事一覧

【第7回】 従藍而青の未来部  (2018.8.4)

君たちが新たな黎明をつくれ 藍染(あいぞ)めの原料になる植物の藍(あい)は、8月いっぱいが収穫の時期という。 藍から抽出した青い染料で、布を何度も染めると、もとの藍よりも濃く鮮やかな青色になる。 御書には「従藍而青(藍よりして而も青し)」の例…

創価池田女子大学入学式への池田先生ご夫妻のメッセージ2018年8月3日

苦闘越え生命の大輪は開花 挑戦と向上の一日一日を! 一、21世紀の希望のヒロインたる皆さん、晴れの入学、誠におめでとうございます! ご臨席を賜りましたS・バシール・アハメッド博士をはじめ、来賓の諸先生方に、満腔の敬意を表します。 尊敬申し上げ…

小説「新・人間革命」  誓願 百十五  2018年8月10日

─これまで安全保障といえば、機構、制度の問題として論じられがちであった。 しかし、社会及び国家の外的条件を整えることのみに走り、人間自身の変革という根本の一点を避けてしまえば、平和への努力のはずが、かえって逆効果になってしまう場合さえあると…

小説「新・人間革命」  誓願 百十四  2018年8月9日

阪神・淡路大震災の被災地では、各会館が一時的な緊急避難所となり、また、生活物資供給のための救援センターとなった。 高速道路は倒壊し、建物の崩壊などから一般道の寸断も多く、どこも、どの道も、大渋滞していた。 直ちにバイク隊が編成され、瓦礫の残…

小説「新・人間革命」 誓願 百十三  2018年8月8日

「栄光・躍進の年」と定めた一九九五年(平成七年)の元日、山本伸一は、創価学会本部での新年勤行会でスタートを切った。 一月十五日「成人の日」、伸一は婦人部と新宿区の代表との協議会を開き、二十一世紀を担うリーダー像について語った。 「これから求…

小説「新・人間革命」  誓願 百十二  2018年8月7日

エイルウィン大統領は任期を終えて四カ月後の一九九四年(平成六年)七月、夫妻で日本を訪問し、その折には、創価大学で記念講演を行った。 山本伸一とは、通算、三回にわたって会談し、これらの語らいなどをもとに、九七年(同九年)十月、対談集『太平洋の…

小説「新・人間革命」 誓願 百十一  2018年8月6日

「創価家族の集い」では、「シ・バス・パラ・チレ」(もしもチリへ行くのなら)を大合唱した。 山本伸一も一緒に手拍子を打った。 この地の人びとは皆 旅人よ あなたを迎えてくれます チリでは ほかの地から来た人が どれほど好きか あなたは おわかりになる…