社説 折伏精神受け継ぐ研鑽を 2006・7・5

 
 池田名誉会長は昨年10月、教学試験に臨む友に呼びかけた。「戦う生命を、わが生命に受け継ぐための教学だ。受験者の皆さまは、特に青年部の諸君は、『もうこれ以上勉強できない』というくらい学んでほしい。その『限界を破る』挑戦が、一生涯の宝となって光っていく」(「随筆 人間世紀の光」牧口先生の御書)
 今夏、青年部が平和哲学の研鑽に挑む。10月1日に行われる青年部教学試験2級である。

    「戦う教学」を銘記して

 現在、受験申し込みの受付期間中(今月17日まで)。全国で教学研鑽の波が高まっている。今回の出題範囲は、「立正安国論」「一生成仏抄」「佐渡御書」の御書3編と「日顕宗を破す」。
 3編は、いずれも日蓮大聖人の“戦う心”が脈打つ重書である。特に、立正安国論は、最高権力者・北条時頼にあてられた国主諫暁の書。主人と客との10問9答の問答形式でつづられている。念仏に執着する客に対し、主人は、ほう法を捨て、正法に帰依することのみで、真の平和な社会が築けるのだと訴える。時に激高し、難詰する客。主人は、文証を示し、じゅんじゅんと説いていく。道理を尽くした確信の対話により、客は最後に、正法に帰依し、折伏を誓う。時の権力者を前に、一歩もひかぬ、烈々たる対話。気迫。この“折伏精神”にこそ、正法が世界190ヶ国・地域に広がった原動力がある。「戦う教学」の根幹として命に刻みたい。
 名誉会長は先の随筆で、こうもつづった。「御書には、末法の御本仏である大聖人の師子吼が、烈々と轟いている。仏の慈悲の炎が赤々と燃え、智慧の大河が滔々と流れている」
 三代会長の指導のもと、未聞の広布の航海を進む創価学会。令法久住の道を開くのは、拡大の先頭を走る青年部である。

      大聖人直結・御書根本で

 2月に行われた青年部の1級試験に挑戦した首都圏のある男子地区リーダーが語っていた。「御本尊様の偉大さを学び、あらためて感動しました。この歓喜を、一人でも多くの友人に伝えたい!」
 彼は試験の合格と御本尊流布、さらに仕事での実証も同時に勝ち取った。教学試験では、このような青年の姿が各地で見られる。
 御聖訓に、「行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし」(御書1361ページ)と。
 この夏、「大聖人直結」「御書根本」の前進に挑む後継の青年部を、心からたたえ、応援したい。

   わが友に贈る

   リーダーは
   元気よく声をかけよ。
   明るい雰囲気が
   皆の前進の力だ。
   声で波動を起こせ! 

 ★名誉会長 7月3日を記念して和歌
       創価の人権闘争の原点である7月3日を記念し、全同志に和歌を贈った。


    我が戦闘
     不軽菩薩に
      相続く
     大聖人も
      讃え護らむ

     忘れまじ
      師弟の弾圧
       この日かな
      7月3日の
       創価の記念日

     中傷の
      嵐の中を
       厳然と
     大スクラム
      創価は勝ちたり


     我が同志
      ありて創価
       磐石に 
      連戦連勝
       誉れの行進

 ★華峯会の勝利に万歳!

   美容関係に携わる婦人部の集い「華峯会」の結成7周年の大会が4日、創価国際友好開館で開かれ   た。池田名誉会長は、「華峯会万歳!世界の華峯会万歳!華峯会のご一家の永遠のご多幸を祈りつ   つ」との言葉と友に次の和歌を贈った。

    人びとに
     希望を与えむ
      華峯会
     何と尊き
      幸福博士


    皆さまの
     一家一族
      永遠に
    華峯の勝利に
     万歳 贈らむ

    忍耐と
     努力と精進
      重ねゆく
     人生博士は
      三世に輝け