今日の聖教新聞 2006・7・8

★名字の言

杜の都と呼ばれる仙台。駅前から延びる青葉通りにケヤキが植えられたのは、およそ半世紀前。まだ空襲の傷跡が残り、広い砂利道はホコリを舞い上げて、「仙台砂漠」と呼ばれていたころだ。当時の写真を見ると、道に沿って細いケヤキの苗木が頼りなく並んで写っている

▼55年前の7月15日、23歳の青年が駅に降り立った。池田名誉会長の初来仙である。4日前に男子部が結成され、班長に任命されたばかり。師の願業の75万世帯の達成に、心は燃えていた。

▼小さな洋服店での座談会に響く、凛とした声。自らの体験を語り、御書をひもといた。参加した新来の友約10人が全員、入会した

▼初の地方支部だった仙台は、当時30世帯に足らず。それが、この座談会を機に半年で10倍に発展する。名誉会長が、東北の同志の心に植えたのは“師弟の魂”。それはまた死身弘法の大闘争で、世界190カ国・地域へと広がり、今、それぞれの国で根を張っている

▼御書には「植えた木であっても、強い支柱で支えておけば、大風が吹いても倒れない」(1468ページ、通解)と。自身が何ものにも揺るがない「大樹」に成長し、わが地域にあっては、皆の「強い支え」となる存在にーケヤキの大樹を見上げ、心を新たにした。 ( 仲 )


★わが友に贈る

    体験に勝る
    祈伏はない。
    ありのままの真実を
    勇敢に語れ!
    自信満々と語れ!

★オーストラリア オーバン市  池田SGI会長に顕彰状

   「市への社会貢献と長年の世界平和への行動を讃えて」
★北海道  札幌白石平和講堂が明年夏の完成へ起工式

★宮崎で「トインビー・池田大作展」
  きょうから一般公開。宮崎市民プラザで16日まで

★ブラジルに広宣の旗 晴れやかに
  SGI会長が和歌 「7・3」記念リーダー会議

        ブラジルに
         広宣の旗
          晴れやかに
         仏意仏勅 
          何と尊き

        偉大なる
         南米広布の
           原点は
          皆様方の
           走る姿に

        今日もまた
          仏の合掌
           にぎやかに
          君よ勝ちゆけ
           私も勝ち抜く