今日の聖教新聞 2006・7・9

★名字の言

▼昔、日本で犬は「びよ」と吠え、鶏は「とうてんこう」と鳴き、月は「うるうる」出て、朝日は「つるつる」昇ったーどんな犬や朝日だったのだろう

▼といっても、これは古い擬音語や擬態語と呼ばれる言葉の話(山口仲美著『犬は「びよ」と鳴いてい た』)。日本語は、こうした擬音語・擬態語が豊富な言語だ。欧米語や中国語の3倍から5倍もあ   るという

▼感覚的な言葉だけに、外国人には少々難しい。留学生が腹痛で病院へ行った時など、痛みは「しくし く」か「きりきり」かと聞かれて、意味が全く分からなかったそうだ

▼擬音語や擬態語も本来、何とかして思いを伝えたいと生まれた言葉に違いない。それでも、年代や習 慣、文化の背景が異なる相手には、なかなか伝わらない

▼語彙が多ければ、表現の仕方は増すだろうが、大切なのは相手に伝わるかどうかだろう。言葉は並べるだけでは伝わらない。共有できる話題を探し、話の順番、例え、時には身ぶり手ぶりや、豊かな表   情も必要なのかもしれない

▼対話とは、“話し相手”がいるということ。伝わって初めて“対話”になる。相手に思いを伝える力 は、あいてを思いやる力に比例する。友を最高に敬う「折伏」を通して、皆が実感することだ。   ( 申)

★わが友に贈る

 大変さを嘆くより
 悠然と乗り越える
 強さを持て!
 妙法は変毒為薬。
 人生を楽しめ!

★今週の言葉

 戦いを決するのは
 執念である。
 強き祈りと団結で
 目標の完遂へ
 断固と進め!

★池田SGI会長 茂林郷の名誉郷民に
 台湾南部・高雄県の茂林郷から、3日、池田SGI会長に「名誉郷民」の称号が授与された。

★エフロニ合唱団が民音公演(7・8月)
 イスラエルから平和の歌声

★白蓮グループが結成40周年の集い

★平和の文化フォーラム
 千葉・北海道・広島

★わが忘れ得ぬ同志(第6回)
 旧関西本部の初代管理者  福生 伊八 さん