きょうの聖教新聞 2006・7・18

★世界一の鼓笛隊が結成50周年
 名誉会長が祝福の和歌(3首)

     鼓笛隊          晴れ晴れと          母たちも
      世界の同志が       平和の歩調と         涙を流して
        讃えなむ        その響き           拍手せむ
      生きる力と        何処の天国かな        乙女の晴れの
       希望の力を        夢かと見つめむ        鼓笛の行進

 池田名誉会長は、祈念の和歌3首を詠み、「鼓笛隊結成50周年を心から祝賀します。全創価学会員が 万雷の拍手を贈ります。鼓笛隊の皆さまの幸福と健康と勝利を祈り讃えます」との言葉とともに贈っ  た。

  鼓笛隊に贈る

 鼓笛隊は、
 女子部の土台を作ってくれた。
 海外も、そうである。

 鼓笛隊は大変だ。
 体力、知力、練習に勝つ執念。
 そして、信行学の
 模範の力が鍛えられる。
 ゆえに、鼓笛隊は、
 女子部、婦人部の中核に育っている。
 鼓笛隊で訓練を受けた人は、
 どこか違う。
 世界的にも、そうだ。
 それは、この50年の歴史を見れば、
 厳然としている。

 皆さま方の文化の行進が、
 どれほど多くの友を作ったか。
 批判的な人々さえも、
 鼓笛隊の姿を見て、
 学会の認識を深めてきた。
 皆、それを知っている。
 鼓笛隊、本当にありがとう!

 文化を結んだ50年の大河
 地球を包む 妙音の調べ
  ブラジル 香港 韓国 タイ アメリカ メキシコ ボリビアの鼓笛隊の写真掲載

★祈念代表者協議会での名誉会長のスピーチ(下)

   善き友と「正義の道」を
   社会で咲け!花の王者の如く
   労苦が人を強くする
 7月に刻まれた立正安国の魂 沖縄が先頭に!

★名字の言

▼公開中の映画「バルトの楽園」で、捕虜のドイツ人将校を演じるブルーノ・ガンツ。彼の名を世界的にしたのは、昨年日本でも上映された「ヒットラー~最後の12間~」だ

▼1945年4月。ソ連軍が猛攻撃を加えるベルリンで、ヒトラーが自ら命を絶つまでの日々を描く。独裁者の実像に迫った力作として各国で多大な反響を巻き起こした

▼舞台は地下要塞。市民の犠牲を減らしたいと進言する部下に対し、ガンツ演じるヒトラーは言い放つ。「無駄な心配だ。国民が生き残れるかどうかなどはな」

▼また2万人近い青年将校が防衛線で犠牲になったとの報告に対し「それこそが若者の使命だろう」と。国民のためと訴えてきた独裁者の本音は、自らの野望の実現にすぎなかった

▼かつて池田名誉会長は語った。-権力者にとって「人間」は手段にすぎない。権力は人間を銃弾のように武器にする。金銭のように使いこなす。それに真っ向から反対するのが創価学会である、と

▼戦時中、牧口初代会長、戸田第2代会長は軍部勢力と戦い抜いた。戦後も学界は庶民の幸福を祈り、行動してきた。どこまでも「一人の幸福のため」である。だからこそ学会は未曾有の発展を遂げたのである。 ( 駿 )