きょうの聖教新聞 2006・8・7

★社説
      好評の「わが忘れ得ぬ同志」

 「峻厳な師弟の道を学び、池田門下の誓いを新たにしました」「陰の人への、深い慈愛。師の恩が、強 烈に胸に迫ります」
   広布に生きた庶民の英雄
 池田名誉会長の連載「わが忘れ得ぬ同志」に反響が広がっている。一国の妙法の“一粒種”となり広大な天地を駆け抜けた友、会館管理者として“陰”に徹した友など、広宣流布の偉大な使命に生き抜いた「庶民の英雄」の生涯をつづる。
 第1回で紹介されたのは、「南米広布の母」シルビア・E・サイトウさん。ブラジルに移住した祖父母を持つ、ある婦人から、次のような声が寄せられた。
 祖母にも信心を知ってほしいとの一心でブラジルに足を運んだ時のこと。入会にはならなかったが、ブラジル文化会館にそのことを伝え帰国。すると間もなく、サンパウロ市から何時間もかけて祖母を訪ねてくれたのが、シルビアさんだったという。「その真心と広布にかける情熱に感動しました。師弟に生き抜き、生命を燃やし続けた尊い一生に涙しました」
 一方、名誉会長が「彼は単身、大学近くのアパートに住み、二十四時間、学生のために働く覚悟があった」とつづった、「創価大学の初代学生部長」篠原誠さん。
 篠原さんは24年前、交通事故で瀕死の重傷を負った創大生を訪問し、家族と地域の同志を激励。当時、学生部の部長を務めていた壮年から「あの時の柔和な優しいお顔を、いまでも忘れることはできません」との声が寄せられた。
 師弟の出会いの一コマが刻まれた写真も紙面を彩る。「膨大なフイルムにあたる中で、池田先生がいかに多くの人々に出会い、激励し抜いてきたか、あらためて実感しています」と、写真資料の担当者はしみじみと語っていた。
 スピーチ、記念撮影、懇談、執筆等と寸暇を惜しんで、友に希望の光を照らし、勇気の炎をともし続けてきた名誉会長。一瞬の出会いに魂を注ぎ、深く結んだ師弟の契りが源流となり、やがて人材の大河になっていった。
   “一人”を徹して励ます
 一人の友を徹して励まし抜くことから広布の大道は開かれるー連載には、この偉大な広宣の方程式が通低している。
 御書に、「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり」(1360ページ)と。
 慈愛あふれる珠玉のエッセーに学び、職場や家庭、そしてわが地域で、一人の友との友情を結びながら、“人生の名優”の心意気で進もうではないか。


★広島で「原爆の日」追善法要
  「核廃絶」へ青年部が誓願
 61回目の「原爆の日」を迎えた広島は、強い日ざしに包まれた。学会の「原爆犠牲者・戦没者追善勤行法要」が6日午前、広島市の広島池田平和記念会館で厳粛に行われた。
 これには、被爆者や遺族、青年部・未来部の代表らが参列。勤行・唱題、焼香を行い、原爆や核実験、原発事故で亡くなった全世界の犠牲者の冥福を祈念した。

★SGI会長 オーランド・ブルームさんを歓迎(『ロード・オブ・ザ・リング』のレゴラス役)

   人生の最高峰へ共々に!
   池田先生と進みたい! 大誠実の心で
   理想に生きよ 劇のごとく!
   あなたの勝利はお母さまの勝利
   富士のごとく不動の自分に

★創大通教 スクーリング
   創立者がメッセージ 「学べ!そこに人生の栄光」

★わが友に贈る

  暑い朝も
  使命の道を走る
  無冠の友に感謝!
  尊き汗は福徳の輝き。
  今日も健康 無事故で!

★今週のことば

  動けば
  道は開ける。
  会えば
  心は広がる。
  行動の夏を!