きょうの聖教新聞 2006・8・9

★名字の言

終戦61年を迎える今夏。それは広島・長崎の「原爆の日」からも61星霜を数える。被爆者や戦争体験者にとって、時が流れても“あの日”の凄惨な記憶を消すことはできない

▼女性平和委員会が昨夏から「戦争体験の継承・記録」運動を展開。今年6月、DVD「平和への願いをこめて」が完成した。「被爆・長崎」「被爆・広島」「沖縄戦」等で31人の証言が収められている。

▼証言者の一人で、長崎で胎内被爆した松本初美さん。インタビューを契機に、“本当の平和の心”をわが家から継承したいと決意。被爆した母・マサさんとともに、昨夏、一族が集った前で初めて自らの体験を語った。子どもたちや孫たちも真剣に耳を傾け、核兵器の恐ろしさや見えない核放射能の恐怖を身近に感じ、皆で平和への願いを固め合った

被爆体験を口にすれば、おぞましい記憶が甦る。今まで受けてきた差別で身も心も苛まれる。が、勇気を振り絞り、語られる被爆体験だからこそ、聴く人に“本当の平和の心”を呼び覚ます

▼核弾頭は世界に約3万発あるという。1発でも発射されたなら“核の報復”を招いて、全人類を滅亡の危機に陥れる。原爆の記憶が風化しゆく今こそ、世界の指導者が真摯に耳を傾ける必要がある。( 知 )

アメリカ マウントバーノン市 SGI会長夫妻を名誉市民に
 アメリカ・ニューヨーク州のマウントバーノン市から、池田SGI会長夫妻に「名誉市民称号」が贈ら  れた。これは、SGI会長がニューヨークの地で綴った長編詩「我が愛するアメリカの地湧の若人に 贈る」の25周年、そしてSGI会長のニューヨーク再訪10周年を記念したもの。

★国会議員の出身校ランキング 創価高校 3位  創価大学10位
 「週刊朝日」の8月18・25日合併増大号に、「国会議員 衆参720人 出身高校・大学ランキン グ」と題した特集記事が掲載された。それによると、創価高校出身者は10人で、創価大学も10人で 3位・10位にランキングされた。

★学生部が進学応援誌
 高等部員向けの応援誌「WING2006」を作成した。非売品 26ページ建て。

★各部合同研修会での名誉会長のスピーチ 下
 戸田先生 地球で最も尊厳な生命を守れ
 師弟直結の青年部を  女子部の拡大こそ未来の希望

那覇西文化会館  明年春に着工  2008年に完成予定
  沖縄に「勝利」の使命
  
★わが友に贈る

 平和ー
 それは人類の願望。
 我らの深き誓い。
 理想に燃えて進め!