きょうの聖教新聞 2006・8・12

★名字の言

サッカー日本代表の新監督オシム氏の言葉に注目が集まっている

▼祖国の旧ユーゴの代表監督を務め、90年のワールドカップでベスト8に導く。一方で旧ユーゴの内戦が勃発。チームメートが敵同士となる異常な状況下で、監督としてチームをまとめた経験もある

▼「オシム語録」といわれる氏の言葉の魅力について、木村元彦氏の著作『オシムの言葉』が詳しい。例えば、有名選手を集めれば勝てるか。否である。「彼らのためにいったい誰が走るんだ?」。確かな戦術眼とともに、陰で支える選手への目配りが効いている

▼言葉一つで戦争を引き起こすこともできる。ゆえに「言葉は極めて重要だ」とも。心に響く氏の言々句々は、戦争や分断の苦難を耐え抜いた体験と無関係ではない

▼池田名誉会長はかつて、ダンテの名作『神曲』について、「祖国からの追放」と「愛する人との死別」という二重の苦しみが、永遠の言葉を紡ぎだしたことを語った(「ダンテを語る」)

▼苦しんだ分だけ、心は深くなる。その深い心から深い言葉が生まれる。御書には「言と云うは心の思いを響かして声を顕すを云う」(563ページ)とある。言葉の力とは、心の力である。その心を磨く根本こそ日々の信仰である。 ( 進 )

★南米ベネズエラ共和国ララ州がSGI会長に英雄の名を冠した第1等章

  「ファン・ハシント・ララ第一等章」が贈られた。また、同州のパラベシーノ市から「クリストバ    ル・パラベシーノ第一等章」が贈られた。

★東西の創価学園吹奏楽コンクールで金賞

創価教育代表者会議での創立者のスピーチ 下
  青年はほめて伸ばせ
  父母に安心を! 子らに励ましを!
  教育は魂を磨く芸術

★今日は「教育原点の日」

ジャパンタイムズ  SGI会長の連載コラム
  第4回「歴史を見つめ、未来を育む」がジャパンタイムズの8月10日付けで掲載された。

★わが友に贈る

 不断の努力を
 忘れるな!
 その積み重ねが
 不滅の大事を成す。
 仏法は勇猛精進だ。