きょうの聖教新聞 2006・8・16

★社説
    学は光ー創大で夏季スクーリング

 「英知を磨くは何のため 君よそれを忘るるな」-創価大学に立つ「印刷工と天使」のブロンズ像の台座に刻まれた言葉だ。
 前代未聞の高齢社会を迎え、生涯にわたって「学ぶこと」の重要性は、ますます高まっている。創価大学通信教育部の夏季スクーリングが6日に開校した。20日まで、全国各地から集まった約6000人の老若男女が、夏空のもと尊き学びの汗を流す。とりわけ今回は、海外21カ国・地域からも通教生がキャンパスに集まった。

   難しさを突き抜けて学ぶ

 オーストラリアから参加した井上和子さんは73歳。教育学部教育学科に在学。今年で4度目のスクーリングである。高校・専門学校を卒業後、40年間、茶道と華道を教えてきた。通信教育を始めた理由は「第2の人生のステップ」として。創立者の哲学に共感して創価大学を選んだ。
「初めはとまどいもありました。勉強は大変ですが面白い!学ぶことがたくさんあります」通教を卒業したら、オーストラリアで3年間、語学研修を受けた大学の講師とさまざまな対話をしたい、と目を生き生きと輝かす。
 生涯教育について、カナダ・モントリオール大学のルネ・シマー博士は「教育とは『学ぶことの楽しさを学ぶこと』であり、『自分の頭で考える可能性を知ること』です」と語っている。
 また同大学のギー・ブルジョ教授は、学ぶ喜びがなければ、生涯教育は苦しい゛終身刑”になってしまうと指摘し、そうならないために大事なことを、こう述べる。
 「一つは、難しさを避けて学ぶのではなくて、゛難しさを突き抜けて学ぶ”ところに本当の喜びがあるということ」「もう一つは、責任感です。他者に対する、また、自分自身が正しく生きていくための責任を果たすために、学んでいくことです」(対談集『健康と人生ー生老病死を語る』から)

   全国有数の卒業生率を誇る

 学は光。無学は闇。「学び続ける人」は若々しく、聡明であり、生き詰まりがない。
 本年から「文学・歴史コース」「健康・生きがいコース」を新設し、現在、2万2000人の在籍者数と全国有数の卒業率を誇る創大通教。全国で通信教育に学ぶのは24万人といわれており、実に1割近くが創大通教生となる。
 激動の現実社会のなか、粘り強く、困難を乗り越え、生涯教育の模範のキャンパスで「学び続ける」友に、心からエールを送りたい。

★先駆 九州が今月大総会
  明年へ  300万人の友情を拡大
  輝き勝ちゆけ師弟不二
  名誉会長が和歌

   君も立て
    わたしも戦う
      火の国城
    輝き 勝ちゆけ
      歴史を残せや

戦没者追善法要
  名誉会長和歌を贈る

   断固たる
    平和を築けや
      仏法の
    正義の大道
     我らは開かむ

★創大通教4500人が学光祭
   創立者の池田名誉会長はメッセージを贈り゛向学の英雄”を讃えた。

★名誉会長アルバム  対話の十字路
 第39回 ローバト・キャパの弟 国際写真センター創立館長 コーネル・キャパ氏
       戦争より平和を!人間性を!

★わが友に贈る

  わが子に
  正義の道を伝えよ!
  創価の誇りを
  胸を張って
  語り抜け!