きょうの聖教新聞 2006・8・17

★社説
     コンピューターウイルスに警戒を

 インターネットを通じていろいろなものが購入できたり、メールによってさまざまなファイルを送ることができなど、パソコンを巡る環境は急激に変化してきている。回線の大容量化にともない、インターネットに常時接続されているケースも少なくない。便利な反面、セキュリティー(安全性)には十分気を配りたい。

     対策ソフトは常に最新に

 自分のパソコンには大したデータは入っていないから大丈夫、という人がいるかもしれない。しかし、よく考えてみてほしい。年賀状のあて名用の住所録、メールアドレスなど、知らず知らずのうちに情報が蓄積されていないだろうか。
 これまで個人情報が流失した際、その直後は何事もないように思えても、しばらくしてから、迷惑メールが大量に送られるようになったという人は少なくないだろう。個人名に加え、住所や電話番号の入った名簿などが、悪意をもった業者の手に渡れば、架空請求詐欺などに利用される危険性さえある。
 大切なのは、一つの対策を過信しないこと。ウィルスや悪意のあるプログラムは常に進化し続けている。ウィルス対策ソフトやOS(基本ソフト)は、常に最新の状態にしておくことだ。新種のウィルスが発見された場合、数時間でワクチンが開発される。しかし、この間に感染してしまったら、情報流失やデータの破壊などは避けられない。
 ウィルスに感染すると、パソコンの動作が遅くなったり、変なメールを発信したりするなど、さまざまな兆候が現れる。普段とは何か違うな、と思ったら、すぐに対処することが大切だ。わずかな兆候を見逃さないことが自己防衛につながる。
 また、怪しいファイルは絶対に開かないように気をつけたい。怪しいサイトや不審なメールなどから感染するケースが多い。

   手口は巧妙、十分注意を

 便利なプログラムだと思って、安易にダウンロードした結果、被害に遭うケースもある。手口はますます巧妙になっているので十分に注意したい。初心者はもちろんのこと、慣れている人でも、セキュリティーに関する用心を忘れないようにしたい。
 利便性が増せば増すほど、その裏には思わぬ“落とし穴”がひそんでいる。しかも、ひとたび便利なシステムが破綻した際には、莫大な影響を及ぼすーこの現代社会に課せられた責任を十分に認識した使用を心掛けたい。

アメリ創価大学に6期生が入学
  6期生は85人の俊英。創立者が「栄光の6期生」にメッセージ
  「平和と正義の大建設の主体者に」

★関西・九州・中国・四国合同研修会での名誉会長のスピーチ  上

  指導者よ 自身の人間革命を
  権力は必ず腐敗=民衆が正せ! 叫べ!
  青年よ 正義が勝つ社会を
  戸田先生 勝利は信心根本の団結から

★名誉会長  全国の女子部に和歌

  晴れやかに
   若き生命は
    無限なる
   希望と勝利の
    躍動 光りて

★わが友に贈る

  「自分自身に生きよ!」
   これが恩師の叫び。
   わが人生の
   主人公は私。
   自分らしく強く進め!