きょうの聖教新聞 2006・8・23

★名字の言

▼各地で広宣流布の“秋の陣”へ出発する集いが活発だ。多彩な競技で見られる「ロケットスタート」。広布の活動も、勢いよく飛び出すことが勝利の決め手になる

▼1896年、アテネで開かれた第1回オリンピック。陸上100メートル走で優勝したのはトーマス・バーグ(米)。スタートでただ一人、クラウチング・スタートをして注目を集めた。400メトールでも優勝を果たし、このスタイルは、その後、世界に普及していった

クラウチング・スタートは、両手を肩幅に離して地面につけ、両足を前後に開いて屈み込む。その低姿勢から前方に思いっきり体を伸ばし、走り出すスタート法。高く垂直跳びをしようと思えば勢いよく沈み込む、その反動で跳び上がろうとする動作と同じ(反動動作)。反動の力を引き出すポイントは体に「ため」をつくる動作にある

▼御書に「師子王は前三後一と申して」(1124ページ)と。百獣の王“獅子”は4本の足のうち、3本を前に、1本を後ろに引く。グッと身構えた反動で相手に立ち向かう。弱い敵でも強敵でも同じ勢い、渾身の力を奮い起こして戦いに臨む、と日蓮大聖人は仰せである

▼勝利を目指し、朗々とした題目で生命力を満々にたたえ、師子奮迅之力で大前進を。( 涛 )

大関西の繁栄が世界の繁栄!
  関西池田記念会館の落成(本年11月)を関西同志で荘厳
  関西最高会議から出発  青年部は500万総対話に挑戦

★名誉会長アルバム  対話の十字路
  第40回  エジプト   ムバラク大統領
  「力の時代」に終止符を

★わが友に贈る

  まず行動することだ。
  動かなければ
  何も変わらない。
  動けば
  勝利の道は開ける!