きょうの聖教新聞 2006・8・29

★社説

  下半期の勝利
       名誉会長のスピーチに学ぶ

 日ごろ会えない旧友と対話を交わし、友好を深めた喜びにあふれた友が集い、本年下半期スタートの座談会が開催された。新しいリーダーが誕生し、新出発した地域も多い。いよいよ、広宣流布の「秋の陣」である。逞しい生命力で、威風堂々と次の勝利へ進みたい。戸田第2代会長は厳しく指導している。「幹部の自覚が根本である。一般会員の責任ではない。幹部の信心、成長で全ての組織の発展が決定されるのだ」と。

       自分が戦いの主体者に

 ここでは下半期に向けて、今夏の池田名誉会長のスピーチに学びながら、広布拡大の要であるリーダーの姿勢について何点か確認したい。
 まず「人材育成」である。リーダーの一念と行動で人材が育つか否かが決まる。「学会活動に打ち込ませることが、人材を磨くことになる。これ以外に方法はない」と指導にある通り、人材育成の方法は、一緒に学会活動に挑戦することである。人と会い、語り、励ましを贈るーこ広宣流布の実践の中で、本物の人格が磨かれ、信心が鍛えられていく。
 そして、人を育てる根本は、リーダー自身が戦い、勉強することに尽きる。この行学の二道に励むリーダーの成長の姿が、同志の心を揺さぶるのである。
 さらに、「婦人部・女子部を大切に、陰で奮闘する人に感謝を」という視点である。学会の前進を支える多くの同志の労苦に心から感謝し、その信心をたたえ、幸福を祈り抜くーここに学会が一段と発展していく鍵があることを肝に銘じたい。
 また、一切の勝利の要諦は、師弟不二の実践にあると明確に示されている。
 「師弟というのは、師匠に弟子が仕えきっていくことだ。弟子が力をつけ、立派になり、偉くなって、師匠にお応えするのだ」

    “師弟”で未来は決まる

 さらに、「これからのリーダーが、その実践を貫いていけるかどうかで、学会の未来は決まる」と。広宣流布に戦う師匠のもとに、弟子が心を合わせて進む。そこから、一切の障魔に打ち勝つ“真の団結”が生まれる。三代会長に貫かれたこの魂を継承し、自らの戦いで連続勝利の実証を示していきたい。
 御書には「夫れ仏法を学せん法は必ず先づ時をならうべし」(256ページ)と。本年は、2010年、学会創立80周年を目指した5年の最初の1年である。この時を逃さず、着実な前進で完勝の決定打を放とう。


★「日本美術の名宝展」東京富士美術館所蔵
  ブラジル パラナ州クリチバ市で開催
  ブラジル日本移民100周年の開幕を告げる友好行事

信越最高協議会での名誉会長のスピーチ
  苦しむ人々を救いたい
  戸田先生  たとえ老いても生命力強く若々しく進め

★声の欄より
  「わが友に贈る」を前進への指針に!  東京都世田谷区  森山 明(69歳)
 1997年(平成9年)6月28日付からスタートした「わが友に贈る」-掲載された第1回から切り抜きを始め、「師弟」「人材育成」「御書根本」などの項目に整理して小冊子に保存し、前進への指針としています。
 今、心に刻んでいるのは「戦いは執念! 勝利の根本は祈りだ。 諸天を動かせ 題目の大風を起こせ!」(4月12日付)です。
 学会創立80周年へのスタートとなる本年を祈伏で飾ろうと、決意も固く年頭から挑戦してきましたが、なかなか実りませんでした。うれしいことに先日、仏法対話をしていた知り合いの友人が、入会を決意しました。下半期の活動が始まり、決意も新たに頑張っていきます。

★わが友に贈る

 リーダーは
 太陽が昇るような
 大生命力をもて!
 命の輝きで
 周囲を明るく!