きょうの聖教新聞 2006・10・16

★名字の言

▼宇宙飛行士の野口聡一さんは、米航空宇宙局で訓練を始めて5年目、正式にスペースシャトルの搭乗員に選ばれた。が、登場を前に、別のシャトルの空中分解事故で、飛行計画自体に暗雲が漂う。職場を去るスタッフも、後を絶たなかった。

▼しかし、野口さんはあきらめなかった。宇宙飛行士は高校時代からの夢。“いつかは行くぞ”-3万8千時間を越える厳しい訓練、13回もの打ち上げ延期を乗り越え、昨年、宇宙へ。ついに夢が実現した

▼野口さんは語る。「どうせできない」「どうせ私なんか」の「どうせ」はやめたほうがいい。みんな「やれば、できる」よ、と(『オンリーワン』)

▼自らの可能性、未来を信じ抜く力。それが夢への扉を開く。夢に近づいた分だけ自身となる。可能性もさらに広がる。愚痴や不平も消えていく。だからこそ、夢に向って進む人は輝いている

▼自分で挑戦すべき「山」をつくり、乗り越えていく。そのたびに、もっと強く、もっと大きな自分へと人間革命していく。「夢への挑戦」が信仰である、と名誉会長。

▼多宝会の先輩から後継の未来部員まで、はつらつと挑戦の道を歩む創価の集い。そうした一人一人の、信仰を根本とした姿が、広宣流布の原動力となる。 (  馨  )

★明年 創立45周年を迎える 東洋哲学研究所
 ロシア科学アカデミー 東洋学研究所とシンポジウム
 両研究所の交流協定調印10周年を記念
 「人類的課題と宗教」をめぐり

★大中国の友が牧口会館へ  筑豊も総会
 名誉会長が中国女子部に和歌
  中国の
   天女の女子部
    ここにあり
   平和と幸福
    仏の生命で

★わが友に贈る
 目標の達成へ
 ひたむきに挑戦する
 尊き同志に感謝。
 戦う息吹で
 偉大な歴史を!

★今週のことば
 皆の祈りと工夫で
 楽しき座談会を!
 新来の友を大切に!
 我らの地域の
 前進勝利へ出発だ。