きょうの聖教新聞 2006・10・19

★名字の言

▼彼女が宝物にしてきたノート。それは中学生の時に作った、新聞の切り抜き帳。父が、学会員の知人に頼まれて購読した新聞だった

▼太陽のような皆の笑顔。夢と希望にあふれた言葉。心に光がパーッと差し込むようで、いつしか彼女が家族で一番の愛読者に

▼苦しくなるとノートを何度も読み返した。「『自分』という人間を決めるのは、だれかー。自分である。『自分』という人間をつくるのは、だれか。これも結局は自分以外にない」。創価学園でのスピーチだった

▼後に故郷の石川・能登島から上京。大学で人間関係に行き詰まり、学会員の友人が励ましてくれた時、その新聞を思い出して入会。現在、女子部の部長として後輩の励ましに走る

日蓮大聖人は佐渡御書の冒頭で、門下の名前を列挙しながら、この手紙は「一一に見させ給べき人人の御中へなり」(御書956ページ)と。戸田第2代会長が「聖教新聞を日本中の人に読ませたい」と語ったのも同じである。各人が幸福を勝ち取るための仏法の大確信を、一人一人にあてた「手紙」として送りたい、という心だったにちがいない

▼どんなに時間がかかっても、励ましの心は相手に届く。わずか一部の新聞からも、無数のドラマは始まる。( 継 )

池田大作思想国際学術シンポジウム
 中国・武漢の華中師範大学で開催  20大学・機関70人の研究者が参加

★わが友に贈る
 「心は工なる画師の如し」
 希望の未来を心に描け。
 「心」が変われば
 「一切」が変わる!