きょうの聖教新聞 2006・12・1

★名字の言

▼暖秋であった。遅れ気味の紅葉前線もようやく南下。ニュースでは、寒気が溜まる一部分だけ、見事に赤く染まった紅葉が紹介されていた

▼樹木の葉は、落ちる前に、赤くなるもの、黄色くなるもの、茶色くなるものに分かれる。常緑樹の葉も、一斉にではなく、緑の葉の陰で静かに色を変え、鮮やかな紅葉に不可欠なもの。それは、厳しい冷え込みだ。今年のように温かい秋は、美しくなりきらずに落葉を迎えてしまう

▼冬の空を鮮やかに飛ぶスキーのジャンプ。逆風こそ好機、という珍しい競技だ。揚力を増す向かい風に乗ると飛距離は30メートルも延びるとも。人生もかくありたい

▼仏法には「変毒為薬」という法門がある。「毒」すなわち苦悩の根源を、そのまま「薬」、幸福への源泉としていける妙法の力。いかなる困難も必ず乗り越えていける、との大確信がある。逆境を飛躍のバネにしていくという圧倒的な前向きさは、創価学会の信仰の真骨頂だ

▼錦秋を彩るヤマモミジ、黄金のじゅうたんを織りすイチョウ、心を和ませる褐色のケヤキ並木。それぞれに異なる輝き方が。落ち葉となっても、心に暖を与え、大地に帰って次の命の源に。我らも労苦を惜しまず、生命を輝かせていこう。( 扶 )

★池田SGI会長 エルバラダイ事務局長と会談
 核の番人 国際原子力機関のトップ ノーベル平和賞受賞者
 事務局長 国家中心ではなく 人間中心の世界を
 SGI会長 心の力こそ偉大   人間革命の大道を

★創立77周年へ 方面の代表が感謝と決意の句  東海道の友から
 師の英姿
   富士の如くに
       創価

★あの日あの時 11  池田先生と北陸
  恩師の故郷に栄光あれ

★わが友に贈る
 大いなる目的へ
 「心のギア」を
 合わせて進め!
 異体同心が
 我らの合言葉!