きょうの聖教新聞 2006・12・16

★名字の言

▼「人間というのは、世の中へ楽しむために生まれてきたのです」と戸田第2代会長は常々語った。苦労続きの人生に、にわかに信じがたいという人もいるだろう

法華経では「衆生所遊楽」と説く。」「遊楽」といっても、単に「遊び楽しむ」ということではない。「遊」とは「人生を自在に生きる」こと。「楽」とは「心から人生を楽しむ」ことだ

▼五輪選手のメンタルトレーニングを担当した高妻容一氏の「楽しみ」に関する考察は示唆に富んでいるー一流選手は自身に挑戦し、技術や精神力の向上を「楽しみ」にするから、結果に動じない。二流選手は試合結果に「楽しみ」を求めるため、負けると落ち込む。三流の人は、手を抜き、楽をすることが「楽しみ」と錯覚しているので向上がない(第三文明」1月号)

▼池田名誉会長は常に「楽しく朗らかに前進を」と同志に呼びかける。順調な時に楽しく進むことはたやすい。大事なことは、苦境の時こそ、明るく朗らかに進めるかどうか。名誉会長の呼びかけは、そういう強い一人一人に成長してほしい、との願いであろう

▼冬本番。いかなる困難な人生の雪線も、遥かな景色を楽しみながら、悠々と登っていける生命力、人間力を培っていきたい。 ( 扶 )

★中国 北京城市学院が決定  池田名誉会長を名誉教授に
 「周総理から四代の友誼の歴史・文化・教育交流に偉大なる貢献」

★前進・勝利の年へ   名誉会長 全同志に和歌
 我も立つ 
  君も立ちゆけ
     創価かな
  師弟の大道
     喜び勇みて

★わが友に贈る
 仏法は「平等大慧」
 絶対に無駄はない。
 一番苦労した人に
 一番功徳が輝く。
 大確信で前へ!