きょうの聖教新聞 2006・12・19

★名字の言

▼「授業中に騒ぐ、立ち歩く、給食は廊下や階段で・・・・・」。学級崩壊した小学5年生の担任となり、苦悩しつつ児童と心の交流を深めた教育本部のメンバーが、終了式にクラス全員で、くす玉を開いてくれるまでの感動のドラマを語った

▼東京・立川市で行われた「文化と教育フォーラム」で3人の創価大学出身の教師が教育実践を報告。戸田第2代会長の時習学館に学び、数学教師となった来賓の青木久・立川市長は「生徒の目線で取り組めば、素晴らしい教育ができることを教えられた」と感想を

▼けんか、喫煙、破壊行為を繰り返す中学生の更正に3年間取り組んだ実践報告では「僕がソッポを向いていても、必ず僕の顔を見て話してくれました。先生は一生の恩師です」と。中学を卒業し、就職を勝ち取ったその生徒からの手紙に、会場は温かい空気に包まれた

▼池田名誉会長は「誠実で、思いやりに富んでいて、いつも親身になって接してくれるーこうした人間性豊かな人物こそ、『良き教育者』になれるのだ」と

▼慌ただしい年末年始だが、地域や家庭でも、子どもたちの心の声に誠実に耳を傾け、すべての大人が“良き教育者たらん”との自覚で、未来の宝を育んでいきたい。( 工 )

アメリ創価大学の大学院で第12回卒業式
 創立者がメッセージを贈り祝福
 「教育の真価は後継の青年で決まる」

★平和への旅路    名誉会長の写真と唱 9
 ナポレオン
   断じて負けるな
     ナポレオン
   君がその人
     彼もその人

★わが友に贈る
 リーダーは
 同志のために
 粉骨砕身の行動を!
 油断は大敵。
 建設は死闘。