きょうの聖教新聞 2006・12・21

★名字の言

▼人生の転機は「些細な出来事だった」。元大リーガーで、アメリSGIメンバーのオーランド・セペタ氏は、近著の自伝(潮出版社刊)で、そう綴る

▼ある時、日本からの交流メンバーの受け入れで、荷物運びを頼まれた。現役時代の1960年代、最も恐れられた強打者の一人で、花形選手だった氏。「とんでもない!俺は、痩せても枯れてもオーランド・セペタだ」。声を荒げて断った

▼が、その夜、勤行をしていてふと気付く。錆びついた自尊心が自身の成長を妨げてはいないか、と。翌日、空港には黙々と荷物運びをする氏の姿があった。この時を境に何かが吹っ切れ、エゴのようなものが消えていくようになったという

▼地位や名声。過去の実績。自分へのこだわりは心の鑑を曇らせる場合が多い。成長したい、幸せになりたいと願いながら、逆に自身への執着で自分の足を引っ張っている。そのことに人はなかなか気付かない

▼大きな理想に生き、友に尽くす。そして日々、自身と深く向き合う祈りの中で、心は磨かれ、歪んだプライドは正されていく。セペタ氏の人生は、そのことを教えてくれる。昨日の自分を越え、日々、新しい自分をつくる。そのたゆまぬ“自分磨き”が幸福への王道である。 ( 広 )

ギリシャ語訳『法華経』発刊
 仏教史3000年に輝く壮挙
 西欧文明の源流の地へ 「諸経の王」の光  SGIが協力 最大手ケドロス出版社から

アメリカ カリフォルニア州 黒人教育委員連合が感謝状
 「G・K・Iの精神を私たちは継ぐ」

SGIの公式ホームページ(英文)
 一段と充実して新スタート

★名誉会長 全同志に和歌贈る
 勝ちまくれ
   断固と宝刀
    高々と
   仏敵 倒せや
      正義の英雄

★わが友に贈る
 明年へのスタートへ
 周到な準備を。
 そこから
 勝負を決する
 勢いが生まれる!