きょうの聖教新聞 2007・1・28

★名字の言

▼3人の子育てに奮闘する婦人部員。4歳になる娘を連れて、祖国モンゴルに帰省した時、親族らが伝統の「断髪式」をしてくれたという

▼モンゴルでは、子どもが一人前になったことを祝い、髪にハサミを入れる際、決まって唱える祝詞(ユルール)がある。「長生きして/ずっと幸せで/父に恩を返し/母を助け/国のために役立ち/人々の先頭を行くんだよ」

▼良い草を求め、季節ごとに移住する遊牧の生活では、いずれ、モノは壊れる。だから、次の世代へ確かに伝え残す「言葉」を大切にするのだろう

▼言葉には2種類ある。相手をののしり、争う時の言葉は“負の力”をもつ。反対に、モンゴルの祝詞には“正の力”が多く含まれる、と同国のツェデブ博士。名誉会長は、“正の力”の本質を“人に勇気を与える”ことと論じた(「パンプキン」06年11月号)

▼モノがあふれる反面、言葉への信頼を逆手に取った、振り込め詐欺も横行する日本。私たちの対話は、心のこもった“正の力”の言葉で、「言葉」の信頼を回復する戦いでもあるだろう

▼22回に及んだ両者の連載対談がこのほど完結。「この対談そのものが、モンゴルと日本の未来に勇気を贈る祝詞です」と先の婦人部員は語ってくれた。 ( 継 )

★池田名誉会長の世界の大学への道 7  ハワイ大学
 走れ!最も苦しむ人のもとへ 
 安全保障は人間のために!

★わが友に贈る
 仏法は
 永遠に勇猛精進!
 戦う姿が そのまま
 仏の勝利の生命なのだ。
 きょうも勝ちまくれ!