きょうの聖教新聞 2007・2・21

★名字の言

▼会場がどよめき、歓声の声が響いた。第38回北海道アンサブルコンクール(18日)。北海道吹奏楽団の代表が全国大会出場を決めた。結成から50年、北海道音楽隊初の快挙である

▼結成は昭和32年8月、札幌での「若人の祭典」の4日前。有島初代音楽隊長が北海道男子部の会合で呼びかける。「トランペットが吹ける人は手を挙げて」。皆、下を向いた。そこで「触ったことある人!」「見たことある人!」。手を挙げた人に、「では君、トランペット!」

▼同様に担当楽器が決まった8人で結成。全員が、まったくの素人である。3日間の猛練習の末、迎えた当日。戸田第2代会長と若き池田名誉会長を前に夢中で奏でた学会歌は、技術を超えた心意気が光っていた

▼コンクールのほか、学会の会合や地域の行事で活躍する全国各地の音楽隊。仕事・学業、学会活動と、多忙をものともせず友の前に立つ。人知れぬ苦労もあろう。だからこそ、その音律は心を鼓舞してやまない

▼音楽隊訓に「幾千万の、地涌の菩薩の士気を鼓舞し、苦しい同志に、悩める同志に、希望を与え、勇気を与える、音楽隊の使命」と。昔も今も、この心意気は変わらない。広布前進の曲を響かせる音楽隊に喝采を送りたい。( 己 )

★随筆 人間世紀の光 124 ハーバード大学からの春風
 「対話」で平和の世紀を! 今日もまた 友と会おう 友と語ろう

★わが友に贈る
 正義の世界は
 常に明るい。
 希望の歌を
 朗らかに歌いながら
 快活に進め!