きょうの聖教新聞 2007・2・25

★名字の言

▼「悪条件にこそ突破口あり」-建築家・中村好文氏の信条である。狭い土地、予算の制限、日当たりの悪さ。それらを克服するために、工夫に工夫を重ねていった先に、よい家を造るアイデアが生まれることが多いという

▼原点となった体験がある。独立直後のこと、家が軒を並べる住宅街の中の一軒を立て替える仕事が来た。現場を見て落胆した。そんな氏を、依頼主が食事に招いてくれた

▼狭い部屋にいっぱいの家族が迎えてくれた。「この人たちの家がつくれなければ、建築家でいる意味がない」。恵まれた条件なら力がなくてもできる。限られた条件のもとで建ててこそ建築家冥利につきる、と(NHK出版 『プロフェショナル 仕事の流儀④』)

▼「強敵を伏して始めて力士をしる」(御書957ページ)と。「困難こそチャンス」とは、時代を経ても変わらぬ方程式だ。立ちはだかる高い壁を前に、どうするか。「兆し」に「しんにょう」をつけて逃げるのか、「てへん」をつけて挑むのか。心の持ちようで180度変わる

▼「思いもかけない試練、障害があるからこそ、人間は成長できる」と池田名誉会長。どんな困難も「よし来た」「宿命転換のチャンスだ!」と挑戦していきたい。 ( 陸 )

★池田名誉会長の 世界との語らい  
 第18回 日中友好の先駆者  高碕達之助
 いちはやく周恩来総理に進言  創価学会を重視すべきです

★池田名誉会長  農村部に和歌
 農村部
   大地に勝利の
       花咲けや
   北海道の
       先駆の指揮 執れ

★わが友に贈る
 白馬が駆けるような
 勤行・唱題で
 生き生きと出発!
 満々たる
 大生命力で勝て!