きょうの聖教新聞 2007・3・5

★名字の言

▼「技術的な面で悩んだとき、妻の『自分らしくやったら』という言葉をきっかけに、自分の長所を伸ばそうと考えを改めました」-先ごろ「チャレンジトーク」に登場した長野五輪スキージャンプの金メダリスト・原田雅彦さんは言う

▼原田さんのジャンプは、飛び出しが高いのが特徴である。時速90㌔にもなる助走のスピードを生かすには、低く飛び出し、後半のフライトの浮力をつけるのが理想。高い飛び出しはこれに反するが、原田さんの場合、力強いジャンプで距離を伸ばして、勝利を収めてきた

▼その持ち味を、周囲が伸ばしてくれたという。「お前は、このままじゃだめだ」と言って自分の型にはめこもうとしたコーチは一人もいなかったと述懐する。そうして育んできた自身の“強み”を、思い出させてくれたのが、冒頭の一言だった

▼スランプに陥ると、自分の欠点にばかり目を向けてしまいがち。それが、かえってスランプを深めてしまう場合がある。そんなときは、原点に返り、自分の長所を思い起こし、朗らかに前進することだ

▼限界に挑戦する人は、自分の強みを引き出すことができる。仏法は「桜梅桃李」を説く。自分を信じて、自分らしく幸福の道、勝利の道を力強く歩み抜こう。( 攻 )

★正義の四国に新法城
 明年春の歓声へ 大歓喜の起工式
 高知・四万十文化会館  愛媛・新宇和島文化会館

南イリノイ大学デューイ研究センターと創価大学創価研究所が学術交流協定
 4月創価大学にデューイ研究センターが開設

★わが友に贈る
 リーダーは
 皆の健康を第一に。
 事故や病気に
 ならないように
 祈りと気配りを!

★今週のことば
 会場提供の皆様の
 尊き献身の労苦に
 心から感謝と配慮を!
 近隣の方々にも
 誠実に礼儀正しく!