きょうの聖教新聞 2007・3・9

★名字の言

▼“脳を鍛える”ブームである。「物忘れがひどくなった」など老化の始まりを気にする人が多いが、人間は感情から老いるとの指摘も

▼人間の脳でまず縮み始めるのは前頭葉。思考・意欲・感情などを司り、「記憶力の低下以前に、自発性や意欲が衰え、感情の切り替えやコントロールができなくなり始まる」という。この感情の老化が、記憶力低下の原因の一つにも

▼これを食い止めるには“脳のトレーニング”だけでは足りない。より大切なのは「行動する」ことだ。「何でも楽しめる人でいられるか、何をしてもつまらない人になってしまうか」。やる気が重要である(『人は「感情」から老化する』和田秀樹著)

▼ある72歳の婦人は乳がんで手術。苦境をものともせず、検診の時の待合室や病室でも友人をつくり、退院後も「手術前より元気になった!」と喜びを語り、35人を超える友と友好を広げている

▼人と会い、友の悩みに同苦し、友と喜び合う姿。このはつらつとした行動と感情豊かな人生こそ模範である

▼作家A・モーロワは「老化にともなういちばん悪いことは、肉体が衰えることではなく、精神が無関心になることだ」(中山真彦訳)と。さあ、今日も友の中へ!真の健康人生をはつらつと。 ( 心 )

★関西魂よ燃え上がれ
 不滅の金字塔「六段円筒」 1982年3月22日  大阪・長居競技場
 7・17 大阪大会から50周年
 3・22 関西青年 平和文化祭25周年

★あの日あの時  Ⅱ 8
 池田先生と青森県
 「大都会が難だ!!」の気迫で進め

★わが友に贈る
 はつらつと
 今日の課題に勝て!
 朗らかに
 今日の自分に勝て!
 痛快に人間革命の劇を!