きょうの聖教新聞 2007・3・19

★名字の言

▼「やのはしる事は弓のちから(中略)をとこ(夫)のしわざはめ(婦)のちからなり」(御書975ページ)。日蓮大聖人は富木常忍の妻に、こう認められた。一方、桟敷女房には「女人は矢のごとし・弓につがはさる」(同1231ページ)と。御手紙の間隔は一年と離れていないが、全く逆の譬えだ。これは「矛盾」だろうか

▼もちろんそうではない。病気の富木常忍の妻には“あなたが一家の柱ですよ”と奮い立たせる。夫思いで情愛の深い桟敷女房には、そうした心がけを讃えることが、最も相手にかなった励ましだったのである

▼鎌倉仏教の開祖たちの中で、大聖人の御述作の量は群を抜いて多い。なかでも御手紙いただいた女性は30人を下らない。女性門下がどれほど多かったか想像できる

▼御本仏は、死身弘法を身をもって示され、門下にもその覚悟を求められたが、巷間イメージされる、苛烈一辺倒の指導者ではなかった。女性の微妙な心の襞までくみ取り、「これほどまでに」というこまやかな激励の手を打たれた

▼今、マスコミはよく「学会の組織力」と言う。しかし号令だけで、人は簡単に動かない。学会の「組織力」は、御本仏の教えた「励ましの力」に尽きる。そしてその中心には、池田名誉会長がいる。( 飛 )

★ブラジルのイバイチ市から池田SGI会長に名誉市民称号
 市の首脳  師弟の道を貫く偉大な池田博士に皆が続け!

★名誉会長学生部に和歌

 男子学生部へ

 君も師子
   我も師子なり
       創価かな
   大きく吼えゆけ
       偉くなりゆけ

 女子学生部へ

 永遠の
   都に生きなむ
       わが弟子よ
   師弟不二なる
       喜び光りて

★わが友に贈る
 「人は善根をなせば
  必ずさかう」御聖訓。
  正義のために一筋に!
  その人の大福運は
  絶対に間違いない!

★今週のことば
 勝負は「勢い」だ。
 断じて勝つと
 決めた方が勝つ。
 強盛に祈り切れ!
 断固と攻め抜け!