きょうの聖教新聞 2007・3・25

★名字の言

▼あなたの理想のリーダーは?全国の自治体の首長が答えた第1位は上杉鷹算山。146人が選び、2位の徳川家康(66人)、3位の坂本竜馬(55人)を大きく上回った(読売新聞調べ)

上杉鷹山は江戸時代、米沢藩主として改革を断行し、瀕死の藩財政を再建した。ノンフィクション作家の小野榮氏は、恩師・細井平州の「君主は民の父母たれ」という教えに基づいた、鷹山の「愛民政策」を評価する

▼「貧しい農民への長期の低利融資」「5人組・10人組による互助」「90歳以上の年配者に年間1人扶助(1石6斗)」「15歳以下の子を5人以上もつ者は、末子が5歳になるまで1人扶持」「貧しく結婚できない若者に土地を与え、融資」・・・・・・今でも模範となる福祉政策を、200年前に行っていた

▼身分と体面を重んずる武家社会にあって、「民衆のため」の行動が、いかに勇気を必要とするものであったことか。師・平州は鷹山が若き藩主として米沢に赴く際、はなむけの言葉を贈った。「勇なるかな(勇気をもて)!」。その通りに「正しいこと」をやり通した鷹山。「正義」と「勇気」は一体である

▼正しいことだからこそ、勇気を持って実行するー社会を変革する鍵を、鷹山の人生は示している。(陸)

★池田名誉会長の世界との語らい
 第19回 創価大学 草創の碩学 大熊信行教授
 「創立の魂」に生きよ! 教授 「師弟ほど美しい結合はない」

★インドに教学研鑽の光
 第1回教学研修会に1000人の求道の友 名門インド工科大学を会場に
 斉藤SGI教学部長が「開目抄」「生死一大事血脈抄」など

★わが友に贈る
 人生は戦いだ!
 仏法は勝負だ!
 きょうの勝利が
 未来を変える。
 断固たる追撃だ!