きょうの聖教新聞 2007・3・29

★名字の言

▼「春はあけぼの」(枕草子)がいい。朝日が空を染める光景は、本当に美しい。「曙色」「東雲色」という日本の伝統色もあるそうだ。黄みがかったうすい赤を指す

▼色名は実に詩的だ。同じ赤でも「鴇色」「洗朱」「赤香色」・・・・さまざまな表現があって楽しい。自然豊かな国土。日本人の繊細な感性が、その綾を見事にとらえてのものだろう

▼豊かな感性は豊かな言葉を育む。言葉が豊かになれば、内面も豊かになるはず。では、豊かな心をもった古代人と比べて、現代の私たちはどうだろうか。溢れるほどの情報には触れても、心は豊かになっているだろうか

▼私たちが使う言葉は貧しく単純化しているとの指摘もある。語彙が少なくなると、うまく感情を言い表せないと作家の高村薫さんはいう(毎日新聞)。例えば、もやもやっとした感情を「うざい」としか表現できなくなると、「うざい」という漠然とした感情しかなくなる、と

▼池田名誉会長は「言葉こそは、世界を創造するものです。また、言葉こそは、自分の証しです。さらに、言葉こそは、人間を変え、人間と人間を結ぶ力です」と。広宣流布は言葉による善の革命。だからこそ本紙には、毎日毎日“善の言葉”(S・ブェイユ)が躍動しているのだ。 (  申  )

★中国学術会 芸術界の至宝 じょう宗い 香港中文大学終身主任教授と池田名誉会長の対談がスタート
 月刊誌「潮」5月号から連載開始
 「文化と芸術の旅路」

★名誉会長 四国の友に和歌  「5・3」を記念して
 大空を
   跳びゆく心で
      わが四国
   功徳のために
      君よ勝ち抜け

 民衆の
   王者の誇りで
      立ち上がれ
   強く 楽しく
      朗らかに

 勝ちまくれ
   四国は生涯  
      三世まで
   功徳と長寿の
      誉れの同志かな

 日本一
   心の楽園
      四国かな
   勝ちゆけ 楽しく
      三世の果てまで

★イタリアに新しき勝利の太陽
 盛大に第1回全国幹部会
 この1年4千人の新会員が誕生 うち青年が1500人
 SGI会長が祝福の和歌

 イタリアに
    太陽 昇らむ
        新たなる
    勝利と功徳の
        光り輝き

★わが友に贈る
 春の太陽のごとく
 はつらつたる生命で
 友情を広げよ!
 自信満々に
 正義をしゃべりまくれ!