きょうの聖教新聞 2007・4・18

★名字の言

▼「民をもって官を促す(民間交流によって、行政の動きを促す)」。日中関係改善のために、かつて中国の周恩来総理が重んじた方針である。対話すべき団体はあるかー周総理は庶民の生命力あふれる創価学会に注目した

▼池田名誉会長は折に触れて語る。「今は民主主義である。民衆こそ王である」「民衆が主人なのだ。いかなる権威の人間も、民衆に仕えるためにいる。それを逆さまにするなーこの一点を、戸田先生は厳しく教えられた」

▼12日に会談した中国の温家宝総理には、「政治家ではなくて、庶民の王者と会ってください。庶民が大事です」と訴え、日中関係を憂う多くの人の思いも代弁した

▼最近の日中の大学生の意識調査でも、相手国を「信頼できない」率が日本で68%、中国で85%(読売新聞)。いまだ厚い「氷」を溶かす「熱」は政治や経済、マスコミ報道にみでなく、庶民レベルの心の通う交流に脈打つ。「庶民」こそ、日中友好を支える「王者」であり「主人」だ。温総理と名誉会長は会談で、この“急所”を確認した

▼本紙では、連載中の「庶民の王者」をはじめ、市井で活躍する友の姿を紹介する記事が好評だ。民衆の底力が歴史を創る。この確信を胸に、きょうも広布拡大の対話に挑もう。( 寅 )

アメリカの教育の大殿堂 ウィスコンシン大学ミルウォーキー校 池田SGI会長に「名誉人文学博士 号」
 絶望するな 今こそ不屈の心で 人間の尊厳 輝く社会を
 バージニア工科大学の銃乱射事件を心から追悼

★わが友に贈る
 「日蓮が一門は
  師子の吼るなり」
  言論の魂は
  破邪顕正だ!
  断固と叫び切れ!