きょうの聖教新聞 2007・4・19

★名字の言

▼日本で宇宙開発の第一歩がしるされたのは半世紀前。東京・国分寺市で全長わずか23㌢のペンシルロケットの発射実験が行われた。日本人女性初の宇宙飛行士・向井千秋さんが先ごろその地を訪れ、公演会が開かれた

▼小学生時代の夢は「病気で苦しむ人を助けること」。慶応大学病院で心臓外科医に。32歳で「宇宙から地球を見たい」と宇宙飛行士へ転身を決意。10年の努力で夢を実らせた

▼こうした夢の実現も、一人の力ではなかなか難しい。多くの仲間がいて実現される。スペースシャトルでは乗組員が注目されるが、彼女は「宇宙飛行士は一人で仕事をするのではない。何千人もの人が地球上で一緒に働いて、計画は成功する」と語る

▼「恩を知る人は、最も偉い人である。これが、仏法の真髄である。人間の骨髄なのである」と池田名誉会長。「感謝」の心を持つ人は強い。困難を乗り越え、夢に向かって前進できる。一つのことを成し遂げた時、自分の背後にどれだけの人がいるかーこの事実を認識できるかどうかが大切

▼これは広布の活動にあっても同じことであろう。元気に活躍できるのは師匠をはじめ多くの先輩、同志がいてのこと。この感謝の心を失わず、はつらつと日々の活動に徹したい。( 陸 )

★中国・ハルビン工程大学が池田名誉会長を第1号の名誉教授に
 高副学長一行が来日し創価大学で授与式
 授賞の辞 世界平和への比類なき貢献は中日友好の歴史に燦然と輝く

★わが友に贈る
 「法華経に勝る
  兵法なし」
  敵をも味方に!
  真剣に祈り動き開け!
  真剣に真剣に打って出よ!