きょうの聖教新聞 2007・4・23

★名字の言

▼「人は一心にやっておれば、また恵まれる時も来るもので」。箏曲「春の海」で有名な盲目の邦楽家・宮城道雄の言葉である(『心の調べ』河出書房新社

▼少年時代から芸一筋。苦労して貧乏を抜けたと思ったら関東大震災、そして戦災・・・・。しかし、命ある限り修行と決めた宮城は、負けなかった。「若い者に劣らないように、勉強したいと張り切っている」と。自分の“眼”となってくれた妻に感謝しつつ、自らも努力し、耳など他の感覚を磨いた。それで時々、「ああ、そうそう、自分は眼が見えなかったんだな」と思うこともあったとか。人間的な大きさは、苦闘の深さに比例するのだろう

▼大樹は深い根を持っている。御書に「雪山に大樹あり無尽根となづく」(191ページ)と。世界の諸木を仏の仏性に譬えている。ただし、この大樹も、成長できない場所があるという

▼それは二乗と一せん提の心。いうなれば、あきらめやエゴ、不信や不知恩などであろう。どんなことにも腐らず前へ。「勇猛精進」こそ、自身を大樹へと強く育む

広宣流布に生き抜けば、深い宿命も、数ある苦労も、いつしか丈夫な根となって、自身の支えになっていく。そして勝利の人生へ!それが妙法の力である。( 申 )

★米国 ロサンゼルスの小学校(ラトナアベニュー)が池田SGI会長夫妻を名誉校長に
 アブナー校長から授与「非暴力の勇気を教えてくれた!」

★インドが栄光の5・3へ
 創価菩提樹園で全国青年部研修会
 5月記念支部総会を盛大に 40都市130会場に3万人が出席

★イギリス オックスフォードでガンジ・キング・イケダ展
 100年の伝統を誇る市庁舎で開催

★わが友に贈る
 尊き皆様方の
 広宣流布の大闘争
 本当に御苦労様!
 師弟の勝利 万歳!
 新たな時代の開幕だ。

★今週のことば
 大勝利おめでとう!
 偉大な同志の奮闘を
 大聖人も御賞讃!
 大功徳を受けながら
 5・3へ勇躍の前進!