きょうの聖教新聞 2007・4・27

★名字の言

▼広島原爆の爆心地は東経132度27分、北緯34度23分。その真北(北広島町)にあるのが「世界平和祈願の碑」。同じ緯度近くに、原爆が製造された米国、ロスアラモス、大西洋を越えて戦乱の中東地域も

▼青い地球を覆うのは、繰り返される核兵器の実験や人類を脅かす核戦争の危機。さらに、核汚染によって被爆した犠牲者も増大している。こうしたなか、全世界のすべての被ばく者を追悼し、永遠平和を祈る像の意義は深い

▼ブロンズ像の碑が建立されたのは「原水爆禁止宣言」40周年を刻む1997年。この地を訪れた人々は、10年間で既に100万人近い。世界の各大陸から、ケニア作家協会のインダンガシ会長、中国作家協会の孫立川博士、米国のポーリング・ジュニア博士、像を制作した仏国のデルブレ氏も

▼碑文に「金剛不壊なる生命の宝器は、忌まわしき核の力より偉大なり」と。恐怖と魔性が生み出す核の力も、幸せを願う人間の不屈の魂にはかなわない。6体の像が訴える勇気と寛容の精神に満ちた希望と歓喜の未来建設とは、心に生命尊厳の種を植えていく労作業そのものだ

▼誠実の対話には無限の力がある。悪を砕き、笑顔と共感を広げる。それは平和実現と人間勝利への一歩だ。( 刻 )


アメリカ連邦下院議員から池田SGI会長夫妻に特別議会顕彰
 5月3日「創価学会の日」を祝賀
 
★「5・3」を記念して 大中国の全同志に和歌

 おお中国
   晴れ晴れ 勝ちたり
          わが同志
      皆が喜び
         世界が誉めなむ

 中国の
   同志の奮闘
       大聖人
   讃え護らむ
       功徳は無量と

★わが友に贈る
 一つの節目の時は
 環境も大きく変わる時。
 今こそ祈りだ。
 智慧と力で
 勝利の流れをつくれ!