きょうの聖教新聞 2007・5・21

>font size=3>★名字の言

▼雑誌「暮らしの手帳」の編集会議が、編集長の花森安治を囲んで行われたときのこと。「母の日」に寄せて、子どもに絵を書かせたら、テレビを見ているお母さんの姿が、一番多かったということが話題に。それをもとに母親像を追うプランがあがった。皆、賛成の雰囲気だった

▼花森は言った。その方法はよくない。「子どもたちは、大好きなお母さんの姿を、一枚の絵に一生けんめいに描いたのだ。そこには、テレビを見る母親を批判する気持ちは、なかったはずだ。そういう絵を、われわれが母親批判の材料に使うことに、ぼくは反対だ」(酒井寛著『花森安治の仕事』)

▼一つの事柄に何を感じたらいいか正解はない。が、少なくとも人を思いやる心で想像力を働かせたら、見えなかった大切なものを、感じ取ることができる。その“感じる心”を養うことが、優しくなるといことだと思う

▼人の心の痛みを感じ取る力、人の優しさに感謝できる力ーますます必要とされる能力だろう。そして、仏法を実践する私たちは、もう一歩深い優しさを知っている

▼人間は皆、仏界という尊い生命を持っているという信念だ。だがらこそ戦争を憎み、人を愛する力がわく。最高の優しさとは、平和を築く強さである。 ( 申 )

創価大学野球部が堂々のリーグ8連覇
 6月 全日本選手権に出場決定 4年連続15度目

★わが友に贈る
 スピードで勝て!
 迅速に手を打て!
 リーダーは
 皆が動きやすいように
 智慧を尽くせ!

★今週のことば
 勇気をもって
 人に会おう!
 確信を持って
 人と語ろう!
 さあ全国が舞台だ。