きょうの聖教新聞 2007・5・28

★名字の言

▼10歳の少女部員が94歳になる曾祖母に、戦争体験を聞いた

▼第2次世界大戦下、夫は生後半年の乳飲み子を残して出征。中国から南方を転々とし、一度も復員することなく、ニューギニアで戦死。残された母子は、疎開先で米軍機の機銃掃射にも遭遇。危機一髪で逃げ延びた。墜落する米軍機も見た。米兵が捕虜として連行された時の絶望した顔の痛ましかったこと・・・

▼「戦争に行かされた者も悲惨。残された者も悲惨。不幸に、敵も味方もない」「世の女性が一生を通じて成し遂げる事業『結婚・出産・死別』を、私は数年間で経験し終えたんだよ」

▼年齢差84歳の語らい。どこまで伝わったか分からない。しかし「語り」「継ぐ」からこそ、過去の蹉跌は、未来に生きるというものだ。小説『新・人間革命』の「宝塔」の章では、戦争体験を継承する青年部が反戦出版に到った経緯が綴られている。名誉会長はその出版の1号となる書籍に記した。「創価学会は/平和反戦の/集団なり」と

▼中国の要人らが口をそろえる。“学会を信頼するのは、軍国主義と闘った歴史があるから。それを未来の世代に継承しているから。その先頭に池田会長がいる”。平和の潮流を広げることこそ後継の務めである。( 葉 )

★中国 教育者養成の名門学府 東北師範大学で池田大作哲学研究所の開所式
 史学長「池田先生はわが大学の名誉博士その哲学の宣揚は人類を幸福に」

SGI会長 ロシアのベールィ大使と会談  ②
 平和を!民衆の草の根の交流で
 
★わが友に贈る
 師弟不二こそ
 我らの根本の道!
 その道を生き抜く
 尊きわが同志を
 一人も残らず大切に!

★今週のことば
 リーダーの話は 
 真剣勝負であれ!
 渾身の師子吼を!
 幹部革命から
 勝利の息吹を!