きょうの聖教新聞  2007・6・25

★名字の言

▼「沖縄青年部は、戦争の悲惨さを訴え続け、今と未来に平和を創り続ける使命と責任があります」。「沖縄慰霊の日」の23日、学会の平和祈願勤行会で平和宣言が読み上げられた

沖縄戦は、玉砕のもとに血で血を洗い、凄惨を極めた。住民や家族が殺し合う「集団自決」に追い込まれた人々が、当時の状況を証言している。平和の島が修羅場と化した。人間が人間でなくなるーこれが戦争の実像だ

▼今月、沖縄学生部の平和委員会が、県内の大学生を対象に平和意識調査を実施した。「戦争の歴史を伝えるために大切なこと」との問いには、「戦争体験者の証言」(32%)との回答が最も多かった。それを選んだ理由は、「一番心に残る」「体験こそ歴史の真実である」との意見が大半を占めた

▼長兄の戦死の報に、「父は拳を握って黙し、母は身を震わせて慟哭した。その姿が、私の平和行動の原点にある」と、池田名誉会長は記している。自身の戦争体験に基づき、人間外交を貫いてきたからこそ、その行動は人々の心を打ち、世界は賞賛するのである

▼「平和を欲するならば、平和の準備をせよ」-身近な喜びの体験を、友に、地域に、語り広げる創価の連動は、確実に「平和の準備」を進めている。( 碧 )

★中国 河北大学が決定 池田名誉会長を名誉教授に
 1921年創立の「重点総合大学」
 王学長から通知書 池田先生も思想と智慧を中国と世界が賞賛し敬愛

★随筆 人間世紀の光
 わが偉大な婦人部を讃う

★わが友に贈る
 人生も変化。
 社会も変化。
 迅速な対応が大事だ。
 祈りと智慧と確信で
 激動を勝ち抜け!

★今週のことば
 「いよいよ・
  はりあげてせむべし」
  勝者の要諦は
  攻め続ける心だ。
  語り抜く執念だ。