きょうの聖教新聞  2007・9・26

★名字の言

▼鎌倉仏教の開祖のなかで、日蓮大聖人はの御述作の量は群を抜く。明快かつ気迫あふれる文体で、国家権力や宗教権力を痛撃した論書の数々ー

▼評論家の加藤周一氏は、「論戦的な日本語の散文は、早くも十三世紀に、日蓮において(中略)ほとんど最高の水準に達していた」(『日本文学史序説』)と、その文学的な価値を論じた

▼しかし、今日伝わる御述作には、門下への個人的な励ましの御手紙が非常に多い。たとえば、わが子を亡くして初めての正月を迎えた上野尼御前。大聖人は、こう励まされた。“散った花も再び咲こうとしているのに、わが子よ、どうして帰らぬのかとお思いでしょう”“妙法を唱える女性は、霊山で愛しい子に必ず会えるのですよ”

▼壮年や青年に対しては、時に、“命や家族をも惜しむな”という厳しい叱咤。一方で、女性門下の機微に触れた心配りは、よくぞここまでと思わずにいられない

▼昼と夜。太陽と月。どちらが欠けても、花も鳥も、そして人も、生きてはいけない。悪を斬り、正義を叫ぶ大音声が「太陽」とすれば、肩を抱き、ともに同苦の励ましは「月光」であろうか。太陽の強さと、月光の優しさを宿してこそ、真の人間たり得ることを忘れまい。 ( 飛 )

★中国 南開大学 周恩来池田大作研究会 中日学生フォーラムを開催
 名誉会長の国交正常化提言を周総理の母校が慶祝
 周恩来研究センター孔繁豊所長が記念講演
 「池田先生は周総理から託された平和・友好を実現するために世界を奔走し、力の限り戦った」

★名誉会長アルバム  対話の十字路
 第68回 ノーマン・カズンズ教授
 希望こそ力!わが生命の扉を開け

★わが友に贈る
 リーダーは
 明るい情熱で
 皆に元気を!
 躍動する生命こそ
 発展の原動力だ!