きょうの聖教新聞  2007・10・26

★名字の言

▼各地で家庭訪問運動が活発だ。友の幸せを願い、一軒一軒、足を運ぶ。その尊い地道な労苦に、心からの賞賛を送りたい

▼大分のある婦人部員。夫を交通事故で亡くす。当時、入会はしていたが、信仰には消極的だった。おなかには、まもなく誕生する命が。悲嘆に暮れる彼女を奮い立たせたのは、同志の励ましだった

▼それから12年。今、義父母の介護をしながら、地区婦人部長として友の激励に歩く。息子も小学6年に成長した。「苦しいときの真心の励ましが、どれほどありがたいか。だから、これからは逆に、大変な人を励ましていきたい」

法華経には、弟子の師弟不二の実践が説かれている。師である仏と同じ側に立って民衆を救済する弟子の生き方を、万人が歩むことを強調している。仏に教化されるだけの「救われる弟子」から、「民衆を救う弟子」へと変わることの大切さを説いているのである

広宣流布の運動は、宿命に泣く庶民が創価学会に出会い、力強く蘇生していくなかで進んできた。“励まされる側”が幾多の苦難と戦うなかで、“励ます側”に変わる。そして、その人の励ましによって、また新たな人が立ち上がる。この人間革命のドラマの連鎖が、広布の運動の真髄である。( 正 )

★韓国に「幸福幼稚園」完成
 明春の開園へ  喜びの落成式典  子どもの未来を開く城

★わが友に贈る
 外交は真剣勝負。
 縁した人を
 すべて味方に!
 真心の一言で
 相手の心をつかめ!