きょうの聖教新聞  2008・1・14

★名字の言

福島県の未来部員が、創価高校の受験に挑戦した。あこがれのキャンパスを目指し、真剣に勉強を重ねてきた

▼前日、母と上京。ところが、宿泊先体調を崩してしまう。やりきれなさに泣いて、母にあたる。心も体もボロボロになり、眠られない。そのとき、母がやさしく手を握ってきた。愛情に包まれて安堵で眠れた

▼翌日、試験の小論文のテーマは「手」だった。彼女は、昨晩の出来事をつづった。「母のおかげで、私は今、こうして書いています。ありがとう」。彼女は今、創価高校・大学を卒業後、現在は故郷で働き、女子部本部長で活躍する

▼また、ある男子部員は、発心の動機を、こう語る。信心から離れていた時期、足しげく激励に訪れる先輩がいた。雪の夜、また、先輩が来た。「さあ」と差し出された手を、気まずい思いで握り返し、ハッとした。「冷えきった手に、熱い真心を感じた」。たった一度の握手が、彼の人生を大きく変えた

▼人は、ときに手を介して、百万言を費やす以上に勇気づけられることがある、直接、手を差し出すことがができなくても、大切な同志を「握手する思い」で励ましていきたい。「他人が幸福になることに手を差し伸べられる人」ほど、真に「幸福な人」はいない。( 城 )

★太陽の婦人部総会スタート
 名誉会長夫妻が祝福のメッセージ
 皆様に幸福勝利よ輝け

★わが友に贈る
 尊き同志の奮闘に
 誠実に応えよ!
 感謝の言葉を忘れるな。
 それがリーダーの
 重大な責務だ。

★今週のことば
 新時代の扉を開く
 朗らかな座談会を!
 皆が若々しく
 希望に燃えて
 「青年の心」で前進!