きょうの聖教新聞 2008・1・26
★名字の言
▼奇跡のマンモス「リューバ」展が東京で開催されている。北極圏では昨年、ほぼ完璧な状態で発見された赤ちゃんマンモス。今にも目を開けそうだが、絶命したのは3万7000年前というから驚きだ
▼最新技術で冷凍状態のままでの解析が進み、生態、進化の過程や絶滅の原因の解明など、数万年の時を超えて姿を現したマンモスからのメッセージに学ぶ点は多いだろう
▼解析に当たる、東京慈恵会医科大学の鈴木直樹教授の問いかけが興味深い。「リューバが過去からやって来たのではなく、実は未来からやって来たことにお気付きでしょうか」と。地球温暖化による永久凍土の融解で、本来はまだ発見されなかったであろう姿を現したのだ
▼慌ただしい日々を送る現代の私たちだが、“過去に学び、自然の法則に学び、いかに未来に生かしていくか”との視点が重要である。そこから“今”の大切さも改めて実感するに違いない
▼よく青年に歴史や過去の偉人の箴言を通して語りかける池田名誉会長。「歴史には、過去と現在、そして未来を貫く英知があります。人間とは何か。生命とは何か。幸福と平和をどうつくるか」と
▼過去や現在の本質を見抜く目を養い、希望ある未来を切り開いていく自信でありたい。( 心 )
★第33回 「SGIの日」記念提言 ㊤
「平和の天地 人間の凱歌」 人類意識に立った新たな世界秩序
「人間主義」を時代精神に!!
★わが友に贈る
平和と人道の波は
一人から万派に!
偉大なる同志の
尊き奮闘ありて
人類の未来は磐石!