きょうの聖教新聞  2008.1・27

★名字の言

▼「信心の錦を飾っての帰国、本当におめでとう」-国策の農業移住者として中米ドミニカ共和国に渡り、苦闘10年後の1967年春、ようやく日本の土を踏んだクラト・キムラさん(現・ドミニカSGI名誉理事長)を池田名誉会長は、こう祝福した

▼当時、海外移住者の多くは「一旗揚げて、故郷に錦を飾ろう」と意気込んで海を渡った。木村さんも「10年たったら」という思いで移住したが、そこは不毛の地だった。失意に沈む中、日本の母の勧めで信心を始め、そのころ起こした事業が軌道に乗り、帰国を果たしたのだった

▼人生、喜びの日もあれば、悲しみの日もある。しかし、どんな時でも信心を貫き通すことだ。生きて「信心の錦を飾る」以上の誉れと勝利はない。信心さえ勝てば、後はすべて勝っていける

▼人生の勝利者への最高の賛辞を贈られたキムラさんは、その師の励ましを胸に、広布に走り抜いた。先日、北米南米で最古の伝統を誇る、同国のサントドミンゴ自治大学から名誉会長への「名誉博士号」授与式に、大発展したドミニカの同志とともに、晴れ晴れと参加した

▼ふるさとから遠く離れて、仕事に、勉学に挑戦する友へ、故郷に「信心の錦」を飾れるよう、励ましを贈りたい。( 香 )

★フィリピン国立ラグナ工科大学 池田SGI会長に名誉人文博士号 第1号の名誉学位
 平和と正義と民衆への奉仕
 その戦いの輝ける勝利者

★わが友に贈る
 正義と真実を
 自身の体験を
 自信満々に語れ!
 新たな友情の劇へ
 大きく打って出よ!