きょうの聖教新聞  2008・1・30

★名字の言

▼逝去の1年前であった。恩師・戸田だ2代会長は、杉並支部「少年少女の集い」に出席された(1957年4月)。「あなた方が大きくなったとき、世の中はすっかり変わっている」と恩師は語り、「資本主義でもなく、共産主義でもない、(地球)民族主義」へと向かうだろうと述べた

▼東西両陣営が、がっぷり四つに組み、その対立構図は永遠に変わらないかに見えた時代である。他方、世界はスエズ動乱ハンガリー事件に揺れていた。あらためて恩師の炯眼を思う。その洞察を、未来を担う子どもたちに伝えた姿にも、感動を覚える

▼経済という単一の指標で、世界を見るのではない。多様な歴史・文化を有する人間集団に眼を凝らせば、世界は極彩色に輝く。恩師が唱えた「地球民族主義」とは、政治・経済体制、人種・国籍・宗教などの違いを超えて、同じ地球に住む同胞との精神的基盤に立つことを言う

▼毎年、発表されてきた1・26「SGIの日」記念提言が、今年で25周年を迎えた。硬直した“原理主義”を乗り越え、「人間」に主役の座をーとの主張は、いよいよ時代精神への歩調を高めている

▼半世紀前、恩師が“未来っ子”に託したように、私たちもまた後継の若人と共に一層の前進を!( 栄 )


★東京社会部が大会
 池田名誉会長がメッセージ
 「仏法即社会」の大道を進め!

★名誉会長がスピーチ  各部合同協議会
 リーダーは気どるな  情熱 慈愛 正義感を

★わが友に贈る
 仏法は勝負!
 一の悪論には
 十の正論で
 破折せよ!
 大情熱の指導者たれ!