きょうの聖教新聞  2008・2・9

★名字の言

▼視点を変えるだけで、物事はまったく違って見える。今まで感じられなかったことが、新鮮に感じられるようにもなる

▼詩人の金子みすずの詩に「大漁」がある。大羽鰮の大漁の様子を、「浜は祭りの/ようだけど/海のなかでは/何万の/鰮のとむらい/するだろう」と詠んでいる。浜の人間の喜びと海の鰮の悲しみ。「鰮のとむらい」という表現には、すべての生き物への温かい視点が感じられる。目の位置を変えるだけで、新鮮な感動を覚える

▼いろいろな角度から物事を見てみることが必要だと思う。セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長の鈴木敏文氏は、「顧客のために」ではなく、「顧客の立場」で考えることを強調する。大切なことは、顧客が満足することであり、顧客の目線で経営をしなければならない、と語っている

▼物事は上からだと3割だが、下からだと7割見えるといわれる。広宣流布の最前線は地区やブロックである。リーダーが最前線からの視点で行動するところに、広布の進展もある

▼各地では、「伝統の2月」を勢いよくスタートしている。全員が地区やブロックに身を置き、共に祈りながら、会い、語り、行動し抜いて、「師弟不二の黄金の歴史」を残していきたい。( 敬 )

★池田SGI会長とポーリング博士の対談集 
 「生命の世紀」への探求 中国語簡体字
 広西師範大学出版社から発刊
 学長が序文 人類の生存と発展への深い洞察、献身に感動


★南米 ボリビア 100万人の女性団体
 SGI会長夫人に社会貢献賞

★わが友に贈る
 「仏を敬うが如く」
 わが友を讃嘆せよ!
 威張る幹部は失格。
 尊敬と感謝の心が
 異体同心の要だ!